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ウクライナの避難地域(チェルノブイリ事故)と福島事故(その2)

2012-07-19
 先日、ウクライナの避難地域、福島原発事故のどのあたりになるのか、描き直してみました。そして文部科学省のデータから、最新の情報(といっても、昨年12月が最新ですが)とも、かなり一致する状況であることを関東地方について確認してみました。
 しかし、ここまでやったら、福島原発事故の地元、東北地方まで確認しておくべきではないか、という気がしてきました。で、やりました。

ウクライナ福島
(赤線の形〔一関付近〕を多少修正しました7/20/11:30)

 データソースは文部科学省のモニタリングデータ、その中から、「走行サーベイ」データです。実際に自動車で走り回って測定したデータですので、確度は高いでしょう。
 「移住権利ゾーン」はもちろん、「移住義務ゾーン」でも、かなりの人口が生活しているように思いますが、本当に大丈夫なのでしょうか?


(文科省サイトの引用規定では、300×400ピクセルを超える図の引用、手続きなしに可能なのは5枚までとなっていますので、当ブログまだ2枚めですが、いずれ5枚になりそうになったらリンク先を削除します。必要のある方は今のうちに見ておいてください。ちなみに、“スクロールしなければ見れないような図は1枚でも届け出せ”、となっているのですが、当方のディスプレー1920×1200なんで、縦位置にするとぎりぎりで入っているので、大丈夫だよね・・・。)

コメント:
「目に見えない水の汚染」と、現代詩を構成したお芝居・盛岡公演のご案内


突然のお便りにて失礼いたします。
ホームページを拝見しまして、お手紙をお送りさせて頂きました。

私どもは、東京の燐光群(りんこうぐん)という劇団です。
7/24、25に、いわてアートサポートセンター(盛岡市肴町)にて
『宇宙みそ汁』『無秩序な小さな水のコメディー』というお芝居を上演いたします。
現代詩を元に構成する作品と、「水」にまつわる作品の二本立てです。

本公演をご覧いただけますと幸いです。
また、お知り合い・ご関係の方々にもご紹介頂けないでしょうか。
本メールの転送歓迎です。

ご来場を心よりお待ちしております。

燐光群 ■■
rinkogun@alles.or.jp TEL:03-3426-6294

・・・

燐光群『宇宙みそ汁』『無秩序な小さな水のコメディー』二本立て公演
作○清中愛子(『宇宙みそ汁』)・坂手洋二
構成・演出○坂手洋二

7月24日(火)・25日(水)19:00開演
いわてアートサポートセンター 風のスタジオ

http://rinkogun.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『宇宙みそ汁』作○清中愛子 構成・演出○坂手洋二
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地球に向かってただ一人  パラシュートで降り立っていく
エプロン巻きつけ 私が降り立ったのは

現代詩の新たなる野心が、台所の野戦基地から劇空間に舞い降りる!

現代詩の新星・清中愛子が、台所に立ち、洗濯や育児をしながら、自らの生活の場か
ら幻想した世界を綴った『宇宙みそ汁』。複数の賞を受賞した表題作及び他の清中作
品を元に構成する作品です。ダンス・美術の活動もしてきた清中愛子の、ムーブメン
ト・パフォーマンスの想像力を潜在させた詩の魅力。忍苦の日常から、フェミニズム
的視点という枠さえも乗り越え、輝かしい瞬間を飛翔させます。かねてから多彩なジャ
ンルとの交流・合作を果たしてきた坂手が、アトリエ空間が可能にするミクロ的アプ
ローチを活かし、「孤の生活」と「世界」の交錯した時空を創出します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『無秩序な小さな水のコメディー』作・演出○坂手洋二
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フランス・パリ郊外マルヌ県<水のフェスティバル「無秩序な小さな水のコメディー」
>で本年5月ワールドプレミア上演・出版された短編『利き水』『入り海のクジラ』、
2001年<ランドマイン・プロジェクト>シンガポール会議で書き下ろされた詩劇『じら
いくじら』等、「水」にまつわる連作集の日本初演。
・・・
日本は海に囲まれ、豊かな水資源に恵まれ、水に対して独特の感覚を持っていました。
この国には、水を大切にし、水を基準に物事を考えていく実感があったはずです。し
かし放射能による「目に見えない汚染」に晒された海の現実を前にして、私たちは変
わらざるを得なくなりました。世界に対する責任からも逃れられないと思います。世
界からもっとも遠ざけられた存在となったこの島に生きつづけ、変化を求め、未来へ
の道筋を確かめようとする者たちの息吹を、登場人物の会話の中に見出していただけ
ればと思います。
坂手洋二(2012.5 パリ「水のフェスティバル」パンフレットより)

<お客様の観劇後アンケートより>
今日の芝居には燐光群の本質と美点が凝結されている。 燐光群の劇の核は「詩」だが、
それが『宇宙みそ汁』では詩の視覚化、劇として表現され、『無秩序な小さな水のコ
メディー』では劇の詩化として結晶している。
芝居にはいつも日常を超えた”まだ表現されていない”なにものかを求めるのだが、今
日の劇にはそれがかいま見えた。 このようなよろこびに出会えるのは年に数回しかな
い。みごとな劇です。(岡田芳郎様)


円城寺あや 中山マリ 猪熊恒和
松岡洋子 樋尾麻衣子 川中健次郎
鴨川てんし 杉山英之 鈴木陽介
武山尚史 横山展子 田中結佳
桐畑理佳 福田陽子 加藤道子
永井里左子 小林尭志 宗像祥子
声の出演・宮島千栄 武山尚史 小林尭志

─────────────────────────
いわてアートサポートセンター 風のスタジオ
7月24日(火)19:00 開演
  25日(水)19:00 開演
─────────────────────────

<前売扱所>
プラザおでって 喫茶てあとる(盛岡劇場) 
カワトク いわてアートサポートセンター

<ご予約・お問合せ>
いわてアートサポートセンター 
TEL 019-604-9020

提携○いわてアートサポートセンター
協力○岩手県演劇協会 盛岡演劇協会
制作協力○澤田綾香(香港活劇姉妹)
     稲邊弘康(劇団コトナコナタ)
     佐野晴香(クロスK)
後援○盛岡市教育委員会 財団法人盛岡市文化振興事業団


全席自由(日時指定)
一般前売3,000円 ペア前売5,400円 当日3,300円
大学・専門学校生/シニア割引(65歳以上)2,000円
※学生・シニアは前売・当日共通料金 受付で学生証・年齢のわかるものをご提示下さ


受付開始○開演の45分前 開場○開演の30分前
 
受付開始時より整理券を発行します。開場時にその番号順にお入り頂きます。
開演直前・直後は(一時的に)ご入場を制限させて頂く場合がございます。
お早めのご来場をお願いします。
未就学児のご入場はご遠慮下さい。


<燐光群> 1983 年創立。 坂手洋二作・演出作品を中心に、 社会性・実験性の高さと、
豊かな表現力を兼ね備えた、斬新で意欲的な新作公演を重ねる。国内での年3〜5本の
公演・ツアーの他、『神々の国の首都』『屋根裏』等で海外11カ国18都市の公演を行
う。1999 年『天皇と接吻』第7回読売演劇大賞優秀作品賞、2002年『最後の一人まで
が全体である』第10 回読売演劇大賞優秀作品賞、 2004年『だるまさんがころんだ』
第12回読売演劇大賞選考委員特別賞。

<坂手洋二> 劇作家・演出家。燐光群主宰。1983 年燐光群旗揚げ。『屋根裏』『だる
まさんがころんだ』等により、 岸田國士戯曲賞、鶴屋南北戯曲賞、読売文学賞、紀伊
國屋演劇賞、朝日舞台芸術賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞。戯曲は。戯曲は海
外で10以上の言語に翻訳され、出版・上演されている。日本劇作家協会会長。日本演
出者協会理事。国際演劇協会日本支部理事。

<梅ヶ丘BOX 20周年!> 1992年、燐光群は演劇の街・下北沢から二駅離れた世田谷区梅
丘に、アトリエを開きました。5m×12m弱の小空間で数々の作品の稽古が行われ、『天
皇と接吻』『だるまさんがころんだ』『CVR』等も、ここから生まれました。アトリエ
公演も次々と実施し、2002年5月には、あまりに画期的で「世界史上最小の舞台」と呼
ばれた『屋根裏』を初演。アトリエ及び劇団ならではの機動性を活かして、三ヶ月後
に追加公演を行いました。翌年には再演、全国ツアーはもとより、アメリカ3都市・ヨー
ロッパ4都市でも上演。小さな梅ヶ丘BOX の劇空間が世界へとつながりました。
── 本企画は、開場20年目の今年、10年ぶりに行う「アトリエでの新作本公演」です。
記念フェスティバルとして、作品内容に関連した様々な企画も並んでいます。「劇場」
「劇団」という枠を越えた「シアター」という概念が提示されることでしょう。
この独特の小空間で立ち上がった本作は、3週間の東京公演で磨かれたのち、盛岡「風
のスタジオ」へとつながります。どうぞご期待下さい。


[2012/07/20 11:55] | 燐光群 #- | [edit]












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