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【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(6)舞鶴・綾部・高浜

2012-09-30
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根舞鶴

 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。今回は日本海沿いに広がった「移住権利ゾーン」、舞鶴市や綾部市を超え、高浜原発のある福井県高浜町あたりにも及ぶようです。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(5)神戸

2012-09-27
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根神戸

 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。今回は兵庫県に広がった「移住権利ゾーン」、神戸市から大阪府伊丹市あたりにも及ぶ可能性があるということが分かります。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(4)鳥取・岡山

2012-09-25
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根鳥取岡山

 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。この図は前回とちょっと角度変えただけですので、引き続き、岡山市・高松市・徳島市あたりまで「移住権利ゾーン」となっています。兵庫県にも広範に「移住権利ゾーン」が延びていますが、今回新たに、鳥取市がその基部に取り込まれています。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(3)岡山・高松・徳島

2012-09-22
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根岡山高松徳島


 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。この図では、岡山市・高松市・徳島市あたりまでが「移住権利ゾーン」となっています。兵庫県にも広範に「移住権利ゾーン」がかかっています。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(2)広島・高知

2012-09-20
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図を裏返し、この地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根広島高知

 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。この図では、広島市と高知市あたりまでが「移住権利ゾーン」となっています。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】島根原発(1)山口・松山

2012-09-18
 “2030年代原発ゼロ”と言いながら、(あと二十数年しかないのに)40年は使う新規原発の建設、既許可ぶんについてはOKという、矛盾した立場の政府、具体的には大間・島根3号機・東通1号機の建設続行にゴーサインです。
 では、島根原発、この原発が福島級の事故を起こしたらどうなるのでしょうか。ウクライナ基準ではどこが避難しなければならないことになるのか、検討してみます。なお付記しておきますが、島根原発も敷地外の活断層の揺れが想定を超えているとされる極めて危険な原発です。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 島根原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も書き込んでいるのですが、小さくてよく見えない)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ島根山口松山

 島根原発は県庁所在地にあるという特徴ある立地の原発です。ここで事故が起きれば島根市が「移住強制ゾーン」となるのは確実ですので、注目点は「移住権利ゾーン」がどのあたりまで延びるか、という点になるでしょう。この図では、山口市と松山市あたりまでが「移住権利ゾーン」となっています。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(3)広島・益田・津和野

2012-06-25
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。番組中のナレーションによれば、赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回も引き続き島根県島根原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。なお汚染状況図は、描かれた範囲がより多く陸地側に来るように、裏返しています。
 この地域、前回見たのは冬の季節風ですが、春から秋にかけては、北東から東北東の風が吹くことが多いようです。中国山地がありますので、実際はどうなるかよく解りませんが、まず広島方向に風が吹いた場合について作図してみたのが次図です。

再稼働島根広島

 中国山地を風がそのまま(放射性汚染物質を含んだまま)乗り越えていくのか、また、風速、降雨といった条件次第ですが、重ねあわせ図としては赤い汚染地帯、広島市に充分到達しています。
 更に風が東よりとなり、海岸線沿いに吹いた場合の重ねあわせ図が次図 ↓ です。

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(3)広島・益田・津和野 の続きを読む

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(2)岡山・高松・今治

2012-06-23
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。番組中のナレーションによれば、赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回も引き続き島根県島根原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 この地域、日本海側の常として、冬は西北西・北西・北北西の季節風が吹きます。次の図は北北西程度の風が吹いた場合です。

再稼働島根岡山高松

 中国山地を風がそのまま(放射性汚染物質を含んだまま)乗り越えていくのか、ちょっとわからないものがありますが、また、風速、降雨といった条件次第ですが、重ねあわせ図としては(ちょっと見にくいですが)赤い汚染地帯、岡山・高松まで到達しているようです。気象条件次第ですが、場合によってはこのあたりまで、避難必要地域となる可能性があるでしょう。
 この季節風、2011年2月の最大風速・最大瞬間風速が「北北東」で記録されたように、場合によっては北北東へと回りこむこともあるようです。この場合について作図してみたのが次の図です ↓ 。なお汚染状況図は、描かれた範囲がより多く陸地側に来るように、裏返しています。

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(2)岡山・高松・今治 の続きを読む

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(1)鳥取・隠岐

2012-06-20
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。番組中のナレーションによれば、赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 こちらのシリーズもいよいよ最後の島根県島根原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 この地域の風向は、2011年のデータで見ると、最多風向が「西」だったのが1・3月、これ以外の月でも、最大風速もしくは最大瞬間風速が「西」となったのが4・11・12月といったところで、かなりの確率で西風となっています。このような時に、島根原発が福島級の事故を起こした場合、放射性セシウムの汚染状況は次の図に近い線になると思われます。

再稼働島根鳥取

 風速、降雨といった条件次第ですが、赤い汚染地帯は鳥取市を超え、兵庫県豊岡市にまで届いています。このあたりまで、避難必要地域となる可能性があります。
 以上のケースと比べるとレアなケースということになりますが、2011年6月10日は、最多風向・最大風速・最大瞬間風速とも、「南」で記録しています。まあ、5・6・8・10月には、最大風速・最大瞬間風速とも「南西」で記録していますので、隠岐の島方向に風が吹くことも、それほど珍しいわけではないと言えましょう。この場合について作図してみたのが次の図です ↓ 。

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 島根原発(1)鳥取・隠岐 の続きを読む

【PAZ・UPZ・PPA】放射性ヨウ素の拡散:島根原発(2)松山・広島

2012-06-18
 引き続き島根原発です。この原発、県庁所在地・松江にあります。松江市は当然、相当ひどい放射能汚染を覚悟しなければなりません。さてその先、どこまで汚染が広がるものか、それを考えるのが作図作業ということになるでしょう。避難計画等、まわりの各自治体はどうしなければならないのか、そのための参考図となります。

 放射性ヨウ素は、原発事故の際、もっとも早い段階で拡散する放射性物質とされています。また、放射性ヨウ素は、到達する以前に安定ヨウ素剤の服用が出来ればある程度被曝を抑えることができます。従って、予防的に原子力災害対策を行なうならば、まずもって対策を行なう必要性の高い放射性物質ということになります。放射性ヨウ素はどのように拡散するのでしょうか。
 NHK教育「ETV特集『ネットワークでつくる放射能汚染地図(5)埋もれた初期被ばくを追え』」(3月11日22:00~23:30)では、福島原発事故の際の、放射性セシウムとは異なる、放射性ヨウ素I-131の拡散状況について、測定記録の掘り起しとシミュレーションが行なわれていました。以前の記事では、そのシミュレーション画像(テレビ画面)をデジカメで撮影したものを掲載しましたが、そこから汚染域を抜き出し、島根原発の地図の上に重ねてみます。
 あらかじめ今回作業をまとめたものを掲載します。上段が北風、下段が北東の風の場合です。左が4時時点、中央が8時時点、右が10時時点です。

ヨウ素131まとめ松山・広島

 以下、それぞれの図を見ていきましょう。

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