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倒産が始まった!! 衰退産業・原子力、終わりの始まり

2014-03-06
 世界四大ウラン濃縮企業の一つ、アメリカのユーゼック(USEC)社が倒産しました。倒産原因の1つは日本の電力会社が福島以後、ウラニウム買ってくれなくなったこととか・・・

 「ウラン濃縮の米ユーゼック、破産法の適用申請 東芝などが出資」(ロイターHP 3月6日)
 「米ウラン濃縮企業が破綻=東芝が出資、東電に供給-日本の原発停止が影響」(時事通信HP 3月6日)

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USEC社広報ビデオより)

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(同上USEC社広報ビデオより・・・B&Wはバブコック社のロゴ)

 この会社に入れ込んでいた東芝、ボイラーメーカーのバブコックと、会社再建のために協力するそうです。「東芝とバブコックは、新会社の債券2019万ドルと株式8%をそれぞれ受け取る」(上掲ロイター記事)とのこと・・・いや「受け取る」っていうか、それだけ帳簿につけとくよ、ってだけのことで、ま、再建に失敗すれば債券・株式、全部紙くずですね~。いやいや、問題はそこじゃなくて、その前段で、5億3千万ドルの負債を2億4千万ドルに圧縮する(Wallstreet Journal 3月5日)わけですから、ここで既にいくら損しているのでしょう??
 どうしてもこの会社に入れ込まなきゃいけない理由があるんでしょうが、「昨年末時点のUSEC資産は総額7000万ドル、負債は10億7000万ドル」(上掲ロイター記事)ですからね~、どうやって再建するつもりなんでしょう?? というか、この差し引き10億ドル(圧縮はされるだろうけど)、この会社が再建されることがあれば、それは顧客から儲けて回収するということですから、これも結局は日本の電気料金から支払いかぁ??

 衰退産業は、じたばたすればするほどおかしくなるのに・・・
 あ、こっちも↓もう、終わってます。

 「原発建設、慎重姿勢に転換=安全を最優先-ベトナム〔東日本大震災3年〕」(時事通信HP 3月3日)

 第1原発はロシア製となったものの、第2原発で契約にこぎつけていた日本企業待望のプロジェクト、「2014年の着工予定が大きくずれ込む見通し・・・略・・・グエン・タン・ズン首相が20年まで先送りする考えを示唆した」(上掲記事)そうです。
 このグエン・タン・ズン首相の言葉、1月に報道されたものと同じ発言かもしれませんが、その際はロシアの案件のことのように報道されていました。

 「ベトナム、原発着工を延期へ 日本の受注分に影響も」(朝日新聞HP 1月18日)

 この記事では、「グエン・タン・ズン首相が15日に国営石油会社ペトロベトナムとの会合に出席した際、今年中に予定していた第一原発の着工が2020年ごろまで延期される可能性があるとし、代替の発電用燃料を十分確保するよう指示した」となっていて、対象はあくまで第1原発で、“この余波が日本案件にも及ぶかも”という書き方でした。
 でもまあ、第1原発の着工が2020年に延びるなら、第2原発は、その後となるのが当然でしょうね。で、その時点でまだベトナムに原発建設する気があるのか、極めて怪しいでしょう。

 シェールガス革命の起きた火力発電や、地道な技術改良の積み重ねの結果やはり革命的な発電効率の向上を実現しつつある太陽光発電なんぞと較べてみれば一目瞭然、原子力発電というのは発電コストの下がる見通しもなく、むしろ安全対策強化に金取られて発電コスト上昇しちゃうんですから、いよいよ魅力のない発電方式となっています。

 一刻も早く原発に見切りをつけ、先に逃げ出した者が、最も傷が少なくて済む者です。何グズグスしてんだ~、日本は!! 日本企業は!! まあ、もう遅い、という話もありますが。


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