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安全率0%の“安全”(その2)食品安全委員会

2011-11-12
 食品による生涯内部被曝上限100mSv(ミリシーベルト)、という基準を10月28日に答申した食品安全委員会。ここの出した「基準案」も、安全率あやしさ満点。

「安全委の作業部会は評価書案をまとめた時点で『生涯累積100ミリシーベルト以上』については食品の摂取による内部被曝分と、大気などからの外部被曝を合わせた線量と説明していた。」(日経新聞
「しかし同日の記者会見でこれまでの説明を訂正。外部被曝は所管外だとして、『外部被曝がほとんどなく、汚染された食品からだけ被曝する状態』を前提にして考えた値だと解説。」(朝日新聞

 つまり、管轄外のことまで含んだ値の提示は出来ない、というお役所的理由から、もともとは外部被曝も含めた値だったのに、「外部被曝はない」という無理な条件を前提とする話にすり替えたという形。安全率は余裕度で言えば完全にマイナス、比率で言えば1を割り込んでいます。外部被曝分、オーバーです。

 この答申を受けた厚生労働省は、食品の安全基準を1ミリシーベルト/年と定めました。これまで、食品についての暫定基準値は、原子力安全委員会の見解を追認する形で定めた5ミリシーベルト/年。食品安全委員会も「妥当」と判断していました暫定基準は、なんと新基準の5倍の線量だったということになります。「市場に出回っている食品はすべて安全」かどうか、という議論は、この5倍の暫定基準値を前提としてなされてきました
 もともと安全率マイナスの基準から設定された値の5倍で“安全”。それさえもしばしば守れていなかった・・・これで政府を信じろというのはまったくもって無理な相談。
 安全率の考慮された“安全”が欲しい今日この頃です・・・と、話をまとめても意味はないが・・・。

〈食品の安全(暫定)基準について、詳しくはこちら〉
http://www.aist-riss.jp/main/modules/column/atsuo-kishimoto009.html
http://www.s.fpu.ac.jp/oka/radiation.htm


(それにしても、“生涯被曝許容値100ミリシーベルト”という答申を受けて、平均年齢の80年程度ではなく、100歳まで生きたとしてもという形で、100で割って“年間許容値1ミリシーベルト”とした厚労省の役人は、食品安全委員会の学者などよりよほど安全率を見込んで作業しています。学者が一番安全軽視、悪質なのではないだろうか。)

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