自民・高市政調会長「もんじゅを活用」!!
2014-02-17
自民党の高市政調会長、もんじゅの研究機能強化を主張しました。
(朝日新聞西部本社版朝刊 2月17日)
そもそも、もともとの目的の高速増殖炉としてさえ、まともに動かなかったのに、何が出来るというのでしょうか。
だいたい、この原子炉、ちゃんと管理されていない。
「もんじゅ確認中なのに完了と報告 点検計画で機構」(47NEWS=共同通信 1月15日)
「もんじゅ点検漏れで改善策を報告 規制庁へ原子力機構」(福井新聞HP 2月17日)
転用については、新聞社もいろいろボロクソ書いています。
「高速炉「もんじゅ」/開発推進はもはや無理筋」(河北新報HP 2月13日)
「もんじゅ転用 「夢」の乗り換えは論外」(北海道新聞HP 2月16日)
何が危ないって、高速増殖炉もんじゅ、一次冷却材にナトリウムを使用しているので、何か事故があった場合、冷却方法がなくなります。水をかけたら、こんなふうに爆発します↓(再度のリンクです)
こっちもおまけしときましょう↓ ナトリウムの量から言ったらこっちの方が近いでしょう。
もちろん効能書きも付け加えときましょう。↑これらは派手に見えるけど実は単なる露払い。高速増殖炉の実害はその後が本番です。ナトリウム-水素爆発で炉心が吹き飛ばされると、出てくるのはセシウムや放射性ヨウ素みたいな“弱毒性”(?)の放射性物質ではなくて(それも出てくるけど)、“強毒性”かつ半減期2万4000年のプルトニウムです。
もんじゅ みたいなもの、早く廃止しなくてどうする。
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