お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

火山の爆発と川内原発・・・火山灰に埋もれる可能性、再評価の必要あり

2014-04-04
 川内原発について原子力規制委員会(もしくはメディア)、再稼動OKサインを出したくてしょうがないようです。

 「川内原発『新たな課題ない』=現地調査で規制委-鹿児島」(時事通信HP 4月3日)
 「<川内原発>原子力規制委が2回目の視察 九電の対策を評価」(Yahoo NEWS←毎日新聞 4月4日)

 いやしかし、安全基準適合性審査会合における火砕流に関する議論を見る限り(「火砕流がよけて行く川内原発!! 九電シミュレーションの怪しさ」)、とても結論を出すような段階ではないと見えるのですがね。
 なんといっても、山2つ越えて3つ目の山の中腹(90km地点・・・五木村)にまで駆け上った火砕流が、ほぼ平地(どころか、専門家によって“火砕流が流れ下りやすい川筋にあるので直撃間違いなし”と判断された)50km地点の川内原発をほとんどよけて行くという、冗談も極まったようなシミュレーションしか提示されていないのですから。

地理的位置関係
五木村

九電提示シミュレーションの1つ↓
川内原発噴火5

 と、いうことで、当ブログでは、九電がどんなごまかしによって、こんな怪しいシミュレーションを作成したのか、少し考えてみましたが、その中でちょっと考えた、安全基準適合性審査会合でも指摘された、火山噴出物の初速について、面白いデータが出ていました。「火山噴火予知連絡会火山活動評価検討会報告書 -噴火現象の即時的な把握手法について-(概要)」(H.26年3月31日発表)の3ページです。

浅間山

 浅間山噴火の矢印のケース(空気抵抗をあまり考慮しなくて良い「大きな噴石」の場合ですが)、なんと、Vmax^2 が、500,000(m^2/s^2)以上、つまり、707m/s以上にもなっています。
   707(m/s)×60(秒)×60(分)÷1000(メートル)≒ 2546 km/h
 ということで、マッハ2です(マッハ1=1225km/h)。
 噴石と火砕流では確かに違いますが、こんな高速にもなり得る火山噴出物の初速度を0として計算した九電のシミュレーション、全く信用出来ないと言えましょう。

 あ、そうそう、この火山噴火予知連絡会の3月31日発表の資料では、カルデラ破局噴火の検討はないようですが、もっと普通にいくらでも起こり得る噴火関連の問題について、考えなければならない指摘がありました。

桜島火山灰
(「火山噴火予知連絡会火山活動評価検討会報告書 -噴火現象の即時的な把握手法について-」88頁)

 桜島の火山灰、上の図を見れば明白ですが、ちょっと風向きが変われば十分に川内原発に到達します。降灰量が「うっすらと積もる」程度なら、どうってことないでしょうが、ある程度の規模の噴火になった時はどうでしょうか。

 「原発の火山灰対策求める 規制委が評価ガイド案」(47NEWS=共同通信HP 2013年3月28日)

 原子力規制委、既に火山灰対策を指示し、

 「規制委、原発の火山対策を審査 九電と北電が提出」(47NEWS=共同通信HP 2013年9月25日)

 既に九電は「(川内原発)敷地内では最大で厚さ15センチの火山灰が降る」(上記リンク先)と回答しています。しかし、この時の回答では同時に「火砕流は(川内原発)敷地に影響しない」(上記リンク先)としていました。
 ところが、いろいろとごまかそうとしたものの、既に九電はこの時の見解を覆し、火砕流が川内原発敷地に到達していたことは認めました(上でも言及した安全基準適合性審査会合、もしくはそれについての記事 → これ)。
 火山灰についても、再評価が必要と考えられます。30cmとか降った場合、原発構内での電源車の移動も困難になりますし、あたり一面に降灰するわけですから、その電源車の燃料を始め、様々な物資の輸送も困難になります。
 この点について再評価を行なうことを、原子力規制委員会に求める必要があるでしょう。


tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/1114-0ac186eb

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。