福島と柏崎刈羽原発、2つの防潮堤・・・これで次に何が起こるかが分からなければバカだ
2014-04-20
先日(4月2日)、チリ沖を震源とする地震で津波が発生した際、当ブログでは福島第一の防潮堤の現状を紹介しました。その時、ちょっとネット検索しているわけで、他の原発の防潮堤も当然、目に入りました。と、いうことで、並べてみましょう。
(柏崎刈羽原発)

(福島第一原発)
柏崎刈羽原発については、防潮堤についての詳しい説明もあります↓

(柏崎刈羽原発HP)
一番上の写真は、この盛り土部分と壁との接続部分ということになります。
なるほど、日本海側の柏崎刈羽原発ではこんな立派な防潮堤が必要ですが、太平洋側の福島第一原発では土嚢程度で十分、たいした備えは必要ない、というわけですね・・・。
だからもう無理だって、東京電力に福島第一原発の処理をさせるのは。企業としては金を生む可能性のある柏崎刈羽原発には投資しても、金を生まない福島第一原発には一銭も投資したくない。それが如実に現れてしまっています。
しかしもちろん、大規模な津波が頻発するのは太平洋側であって、しっかりした防潮堤を作らなければならない必要性がより高いのは福島第一原発の方です。まだ核燃料は施設に残ったまま、そして向こう数十年、その状況が変化する見通しはないのですから。
柏崎刈羽原発のあのバカ高そうな防潮堤だって必要性があるから整備しているのでしょう。それならば、福島第一原発には、それ以上のものが早急に必要なことになります。
さっさと東電を解体し、適切な措置を取らないと、取り返しの付かないことになります。(というかこの現状を放置している安倍内閣、および経産省を解体しないといけないのだが・・・)。次の津波は待ってはくれません。
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