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兵庫県、大飯原発、高浜原発の事故時・放射性物質拡散シミュレーションを作成

2014-04-24
 兵庫県が大飯原発、高浜原発が事故を起こした場合の放射性物質拡散シミュレーションを行いました(美浜や敦賀もやったようですが、原発の規模が小さいため、兵庫県への影響が小さく、発表からはオミットされてます)。

 「放射性物質拡散シミュレーション(県内全域)の結果について」(兵庫県HP 4月24日)
 「放射性物質拡散シミュレーション(県内全域)の結果について」(PDF:674KB)

兵庫県-大飯原発
兵庫県-高浜原発

 以上の図はpdfファイルからです。
 シミュレーションの条件は「福島第一原発事故並みの放射性物質の放出があったと仮定した場合の7日間の積算被ばく線量を推計」とのことで、ヨウ素131、セシウム134と137の合計です。上の図は、「県内で甲状腺等価線量50mSv超のメッシュ数が最多となるケース」とのことです。

 結果としては、「市町別最大被ばく線量」と、「市町別基準超過メッシュ数(1辺4km、県内621メッシュ中)」が示されていますが、IAEAの避難基準「7日間で100mSv超」(この場合、避難等が必要になる)となった地点は兵庫県内にはなかったそうです。
 ただし、IAEAの安定ヨウ素剤服用基準「7日間で50mSv超(甲状腺等価線量)」を超える地点は、より敏感な幼児の被曝量を計算した場合、31市町もしくは38市町(市町役場所在地で数えた場合と、市町域の一部にでもメッシュがかかっていた場合)とのことです。
 詳しくはpdfファイルをご参照ください。


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