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町田の火事はマグネシウム80kg、「もんじゅ」ならナトリウム1700トン!!

2014-05-14
 昨日、東京都町田市で工場火災がありました。

町田火事b
NHKホームページ 5月13日

 ここで問題になったのが、燃えているものの中に、マグネシウム80kg、およびアルミニウム20kgがあるということです。これらの金属は、燃えている状態で水をかけると、急激に水と反応し、水素を発生、爆発する恐れがあります。

町田火災FNN
(すぐにリンク切れとなると思われますので、スクリーンショットにリンクを張っています

 この↑ニュース映像では、放水の当たっている位置がちょっとずれた瞬間(リンク位置から4秒後)、炎の中で爆発が発生するのを見ることができますが、さてこれはマグネシウムのせいなのでしょうか??

 で、何が言いたいのかというと→「『もんじゅ』では約1700トンのナトリウムを使用」しています、ということです。
 ナトリウムは、マグネシウムよりまた一段、反応性の高いことが良く知られています。マグネシウムでは微粉末にするとか、高温の水をかけるとかしないと起こらない激しい水素発生反応が、ナトリウムなら、固まりのまま、常温で、ただの水をかけるだけで、あっさり起きます。しかも反応熱で高温になりますから、自動的に水素に火がついて爆発します↓

ナトリウム廃棄
(これもリンクにしています)

 ナレーションの最初のところ、“thirty thousand pound of highly dangerous metallic sodium”と聞こえます。「30000ポンド(≒13600kg=13.6トン)の、高度に危険な金属ナトリウム」ということですね。映像見れば得心がいきますが(ほんと危険そうなのですが)、でも、ここで爆発しているナトリウムは、「もんじゅ」に使われている量と較べると、わずか1/125です。
 つまり、「もんじゅ」に使用されている炉心冷却材の金属ナトリウムの1/125が、漏れて水と反応するだけで、こんなことになります。

 町田市の火事では、13日午後4時ごろに火災発生しているのですが、マグネシウムなどがあらかた燃え尽きるのを待って、結局、14日の昼近くになってやっと消火活動が再開されました→「町田工場火災 消火活動を再開」(NHKホームページ 5月14日12時7分)。
 ナトリウムより反応の穏やかな、わずか80kgのマグネシウムで、こんなものです。

 前回「もんじゅ」で漏れたナトリウムは640kgでした。この時は消火が無事に行われたようでなによりでした。
 しかし、これが一旦制御不能になった時(建物にヒビが入り、外気が入る、つまり酸素の供給を遮断できなくなると、制御不能になります)、何が起きるのか・・・消火のために水をかけることもできず、為すすべなく見ているうちに(実際、町田では見ているしかありませんでした)、破損した炉心(水厳禁ですから福島のように水をかけて冷やすことなど全く出来ず、メルトダウンします)から核燃料も漏出、火で煽られて(溶けて、燃えて、灰になって)大気中に拡散、なんてことになるでしょう。こうなったら、まあ、日本全滅くらいで済めば儲けものといったところてしょうか。なにしろ「もんじゅ」の燃料は放射性物質としても危険極まりないプルトニウムですから。
 前回事故時の有名な映像です↓

もんじゅ16時ビデオ
(これもリンクにしています)

 はやり「もんじゅ」、一刻も早く(火事起こさないうちに)解体処理が必要と考えられます。


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[2016/01/18 19:10] | # | [edit]












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