お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

9割は逃げた、福島原発従業員&10割止まった、ALPS!!

2014-05-20
 今日はやっぱりまず、↓これですね。朝日新聞、大スクープです。

9割撤退
(朝日新聞西部本社版朝刊 5月20日)

 なんと、2011年3月15日早朝、2号機の水素爆発を見た福島第1原発の従業員の9割、スタコラサッサと福島第2原発へと逃げ出していました。吉田所長は「その辺で待機」と言っていたのですが、そんなこと、聞いてられません。逃げろや逃げろ、です。
 「なんて奴らだ」、とも思いますが、「まあ、そりゃそうだよな」とも思います。原発で食っているという立場はありますが、自分の生命が危機にさらされているのです。会社クビになるくらい、どうという問題でもないでしょう。まず、逃げるでしょう。
 ここで逃げなかった吉田所長以下69人、とりあえず「アッパレ」でしょうか。まあ、間が悪くて逃げそびれただけの人もいるでしょうが。
 ここで株が急上昇したのが菅元首相。東電本店に怒鳴りこんで「逃げるな!!」とやらかしたイラ菅の一喝、そうする必要があったわけです。彼の本日のブログでは、次のように書かれています↓

 「海江田経産大臣から『清水社長が撤退したいと言ってきている』と連絡があったのが3月15日午前3時ごろ。清水社長を呼んで撤退はありませんよと止めたのが4時過ぎ。東電本店に乗り込んだのが5時半ごろ。そこで会長、社長を含む東電幹部を前に撤退せずに頑張ってほしいと強く発言」(菅直人オフィシャルブログ 5月20日

 いやいや、「強く発言」というか、あまりの怒気に皆立ちすくんだ、と語り伝えられていますが(それで現場が萎縮したと批判されてもいますが)、それ、必要だったわけです。なんせ、逃げた者の中には、事故収束作業の中核となるはずだったGM(グループマネジャー、部課長級社員)も含まれていたわけですから。

 で、ここで重要なのは、次に原発事故が起きた場合、従業員が逃げ出さない保証があるのか、という点です。時の首相の怒気だけが最後の保証というのでは、あんまりです。
 “原発従業員は、生命の危険があっても、原発事故では、事故対応をしなければならない”、なんて法律あるのでしょうか(「原子力災害対策特別措置法」を見ても、それらしい条文って見当たらないような・・・)。それに、命かかっていたら、法律で何定めても、無意味としか思えません。
 船長は事故の際、乗客や乗員の救済に「手段を尽くさなければならない」と規定した船員法では、これに違反した時の罰則は5年以下の懲役だそうです。死ぬのと5年の刑務所暮らしとどっちを選ぶか、です。まあ、逃げる人は逃げるでしょう。どこぞの船長のように真っ先に逃げるかはどうかはともかくとして。それに、あからさまに「船長が船を捨てるのは最後だ」と定めていた旧船員法は、変わったそうです。合理的と考えられる範囲で努力していれば、それ以上責任を追求されないのは当然でしょう。原発所長の果たすべき合理的な義務の範囲って、どこまででしょう??
 まあそれ以前に、原発の場合、所長とか幹部だけじゃなくて、実際に作業を請け負っている下請け・孫請けの従業員にも原発に残ってもらわなければ事故収束作業はできないわけで、そこまで原発離脱禁止を義務付けるなんてこと、できっこありません。なにしろ、命と天秤にかけるのですから、罰則が死刑になってない限り、逃げた方が正解です。孫請け作業員に死刑を科す法律なんて作った日には、法律体系のバランスが無茶苦茶になってしまいます。

 やめです、やめです、原発。「過酷事故対策」とか言ったって、原発従業員が逃げちゃ、何の役にも立ちません。原発の過酷事故対策は成立しません。原発の再稼働なんて、あり得ません。


 で、とりあえず緊急には生命が危険にさらされているわけではない現在の福島第一、逃げ出せない事故収束作業ですが、

 「福島第1、汚染水処理停止=ALPSで白濁トラブル-東電」(時事通信HP 5月20日)

 あ~らら、遂にALPS、動いていた最後の1系統が止まり、全滅です。汚染水処理、完全ダウンです。ま、どうせALPSでトリチウムは取り除けませんから、汚染水問題、何をすべきか、根本から考え直すべき時です。凍土遮水壁なんてものではなくて、ちゃんとコンクリートで遮水壁作って、福島第1原発を環境から隔離することを考えるべきです。


 あ、そうそう、朝日新聞は上の吉田調書の全公開を要求しています。当然のことと思いますが、しかし、

 「故吉田所長の証言資料、開示せず=菅官房長官」(時事通信HP 5月20日)

 政府は開示しないそうです。まだまだ、知られたらマズイことがいっぱいあるようです。


tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/1166-81d3cb77

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。