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福島原発事故は最悪事態じゃない

2014-05-25
 「福島事故はラッキーだった」と書くと、怒られそうですが、少なくとも菅(当時)首相が示された、いわゆる「最悪シナリオ」と比較すれば、被害は甚小(こんな言葉、ないか・・・)で済んだわけです。
 このことの意味、もっと重大に受け止められるべきではないでしょうか。なぜなら、我々が原発事故のことを考える際、反射的に福島事故を思い浮かべ、それを被害最大のケースと想定していることが多いように思うからです。
 本日の朝日新聞の浜岡原発特集から一部です↓

浜岡b3
(朝日新聞西部本社版朝刊 5月25日)

 このシミュレーションでも、福島事故の規模が想定されています。
 いや、こんなこと書くと、「福島事故の重ね合わせ図をせっせと作っているお前が言うな、先入観作っているのはお前もだろ」と言われそうで怖いのですが、話にリアリティを持たせようと思うと、どうしても現実にあったケースを話の出発点にするほかなくて・・・ゴニョゴニョゴニョなんですけど、とにかく、事態はもっと悪いものでもありえたわけです。

放出量b
wikipediaからのスクリーンショットに書き込み)

 チェルノブイリと比較すると福島は、セシウム137なら、放出割合、20~40%に対する2.1%、つまり、1/9.5~1/19です。原子炉が、チェルノブイリなみの壊れ方すれば、現在の汚染状況の9.5倍~19倍、放射性セシウムが放出されていたことになります。
 なお、このwikipediaの記事は、セシウム137の放出量が1万5千テラベクレル程度と推定されていた時のものですので、

 「1万7千~2万テラベクレル放出 福島原発事故でセシウム137」(47NEWS=共同通信 5月9日)

 最新の知見から言うと、もう少し(かなり)多く放出されているようです。しかし、2万テラベクレル放出でも、2.1%が2.8%だったというだけの話で、これでも、最悪事態にはほど遠いことになります。
 ここで、さらに言えば、チェルノブイリさえ、ある意味ではラッキーであったことになります。放出されたセシウム137は、20~40%で済んだのであって、これが80%とかだったら、もっと大きな事故でありえたわけです。いや、既に現在ではチェルノブイリよりひどいと評価される福島なんて、1~3号機ドッカンですから、そのチェルノブイリ(爆発したのは1基だけ)より、さらにおおごとです。で、実際、その危険があったからこそ、菅(当時)首相は、最悪シナリオを受け取ることになったわけです。
 “あの福島事故が最悪なのではない”、我々はこれを肝に銘じておく必要があるでしょう。

 大飯原発運転差し止め判決、“250kmまで原告適格”というのは、当然の話です。


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