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欠落している2つの数字/川内原発・火砕流対策

2014-06-04
 姶良カルデラが破局噴火した場合、火砕流の直撃を受ける川内原発、規制委の適合性審査会では「モニタリングで対応」となりました。しかしどう対応するのでしょう。最も重要な2つの数字なしに「対応」などできないはずなのですが、この数字、審査会に出てきたことがありません。
 まず必要なのが、噴火の何ヶ月前から、噴火を予知することができるのか(a)、です。つまり噴火予知後、対応策を取るのに、どれだけの時間的余裕が有るのか、という問題です。
 次に必要なのが、原発を停止し、核燃料を安全な所まで避難させるのに必要な作業時間(b)です。火砕流の直撃を受けたら、人間(原発作業員)は生き残れません。原発施設・送電線等も大きなダメージを受け、メルトダウンからメルトスルーに至るのを防ぐことはできません。一方、放射性物質(核燃料)は、火山灰に埋められても、原子炉がメルトダウンすれば環境に放出されます。全くお手上げの状況になります。つまり、破局的噴火の前に、必ず核燃料を退避させなければなりません。これに何ヶ月かかるのか??
 a>b であれば、「モニタリングで対応」できますが、a<b なら、対応不能、つまり立地不適です。しかも a<b の場合、今、噴火の前兆が観測されても手遅れなのですから、一刻も早い原発の撤去作業が必要となります。のんきに適合性審査などやっている場合ではありません。
 ホントは、原子力規制委員会が多少とも人々の安全性を考えているなら、“新基準への適合性審査”よりも優先してこの数字を検討し、必要なら即座に原発撤去命令等の措置をとるべきことがらです。
 この2つの数字、かくして極めて重要な意味を持つのですが、審査会での検討の様子、はなはだ頼りないものです。

 順序前後しますが、まず(b)について・・・当ブログでは既に書いていますので、要点だけ。第95回審査会からです。

 (規制委・櫻田)「あんまり突っ込みたくはなかったんですけど、運び出すために必要な容器の手配とか、そういうお答えが返ってくるのかなと思って聞いたのですが・・・」
 (九電・本村)「ああ、そうですね、我々ができることとしては、輸送容器を調達する、輸送手段の選定、貯蔵先の貯蔵方法の検討、そこらへんが問題になってくると思います。」

 要するに、核燃料の搬出、検討してない!!
 で、その後の審査会でも今に至るまで、川内原発を“守る”話はいくらでもありますが、“放棄手順”の検討はなされていません。これでは数字(b)の計算のしようもありません。

 そして(a)です。
 第113回審査会では、島崎委員長代理、「それでは専門家の方等々と相談してきちっとしたもの(モニタリング体制)を作っていただきたいと思います」、という形で噴火予知の話を終わらせました。
 その専門家の見解が表明されています。

噴火予知困難
NHKホームページ 6月4日 スクリーンショット)

 「今の火山学の現状では巨大噴火の予測は非常に困難だ」と、火山噴火予知連絡会・藤井敏嗣会長。
 最初から予測できないんじゃ、(a)の数字を求めるも何もありません。

 この現状では、川内原発、即刻廃止、さっさと核燃料を撤去すべきです。
 はいぃっ、「撤去方法が決まってないので、できません」だとぉ!! どうしたらいいんだ、こいつら!!


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