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どこへ行った核燃料?? 福島2号機、水深30cmの謎

2014-06-12
 6月9日の東電発表で、福島第一原発2号機の格納容器内の水深、わずか30cmであることが明らかになりました。

2号機30cm

 このわずかな水に、どうやってメルトダウンした核燃料が「浸かっている」のか・・・まあ、無理でしょう。でも、東電によれば、こんな状態でも“炉内の温度等、問題のない状況”ということですから、核燃料はやっぱり水に浸かって冷却されている??
 一番「無難」なのは、下のコンクリートを溶かし、(しかし格納容器を突き抜けず)自らが浸かる“浴槽”を形成しているというものでしょうが、そううまい話になるのか・・・。それに、金属製の格納容器を突き抜けていれば、たとえその下のコンクリートで止まっていても、コンクリートは物質を染み込ませ、結局は通してしまうものですから、遮蔽にはならず、放射性物質はじんわりと環境に出て行くことになります。ま、それでもここで水に浸かって冷却されていれば、まあ事態はまだましなことになります。「じんわり」ですから。
 しかし、冷却水は確実に水深30cmの水溜りに注ぎ込まれているのでしょうか?? じゃんじゃんと注ぎ込まれていなければ、水深30cmの溜まり水程度、あっという間に蒸発するでしょう。このあたり、かなり怪しい気がします。
 ということで、もっとありそうなのは、核燃料は(下のコンクリートに留まっているケースを含めて)もう格納容器内・周辺にはない、ということではないでしょうか。なにしろ、水深が想定外の低水位でまともに冷却できていないのに温度が上昇しない、しかも(放射性物質が空中にあったならば観測されるはずの)とんでもない高線量が周囲で観測されるわけでもないのですから、熱源=放射線源がここにはない、というのが合理的な推論ではないでしょうか。

 もともと2号機は今年2月に、新たにメルトアウトしたんじゃないかと騒がれた原子炉です→「福島第1原子力発電所・2号機、メルトアウトか 再臨界に警戒」(『阿部ブログ』さん2014年2月14日)
 当ブログでも、2月14日には、汚染水観測数値のとんでもない上昇について記事を書いています→「何か隠してないか東電 No.1-13井戸セシウム13万Bq/L!!」。

 で、ちょっと、東電の発表を見なおしてみれば、やはり極めて怪しい数値がありました。

2号機空焚きc
東京電力発表 6月10日

 観測井戸No.1-6では、他とはケタ違いのコバルト60(Co-60)が検出されています。
 この井戸の位置、福島第一原発の配置図と重ねあわせてみれば、次のような場所のデータとなります。

2号機空焚きb

 つまり、「2号機」と「2号機取水口」を結ぶ直線上にある、ということになります。
 図でNo.1-6井戸のすぐ下には、No.1-13井戸があります。2月に、セシウムの爆発的増大を観測した井戸です。

 もちろん、Co-60が出ていると言っても、たいした量ではなく、セシウムの量や全β線は2月と比べれば、1/5~1/6程度ですから、これらの井戸の近辺に2号機核燃料の大きな塊があるというよりは、環境に放出された核燃料のごく一部がこの辺にあるか、あるいは、ここを通る水脈の上流に“何かある”といった程度でしょうが。

 しかしホント、状況は危機的です。「完全にアンダー・コントロール」なんていう話じゃありません。「完全にアウト・オブ・コントロール」です。
 実際、どこ行ったんでしょう?? 2号機の核燃料。(ま、危機的なのは他号機も似たり寄ったりですから、2号機の核燃料の行方だけ心配してもしょうがないんですけどね・・・)


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