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ドイツ太陽光発電会社、日本進出!! 置いてかれるぞ、日本のソーラー。

2014-08-27
 発電コスト高く、補助金を出さいないとやっていけない原子力発電に対し、世界の常識として、火力より安い自然エネルギー、

 「原発の電気価格保証 自由化に備え経産省が支援案」(日経新聞HP 8月21日)
 「再生可能エネルギー、日本の常識は世界の『真逆』/ドイツや米国の太陽光や風力が安い理由」(日経ビジネス 7月31日)

 なのに、電力会社・経産省は原子力に固執、せいぜい頑張ってLNG火力発電所の建設程度、というのが、異常な日本の電力事情。
 こんないびつな電力状況を作り上げていれば、そこらじゅうにつけ入る隙ができてしまうわけです。

 「ドイツIBCソーラー・・・略・・・同社は、太陽光発電のSI、EPCサービスを世界各地で展開し、これまでに2.5GW(ギガワット)を手掛けた実績がある。2014年5月に日本市場への本格進出を決め、すでに3カ所でメガソーラーの建設を進めている。」

太陽光パネル支柱
日経新聞HP 8月27日

 日本のFIT(自然エネルギー補助金)制度、「(太陽光発電)買取価格は、当初の40円/kWh(税抜き)から2013年度に36円/kWh、2014年度には32円/kWhに下がった。国内EPCサービス会社の中には、『32円案件』は手を出さないという声も出てきた」(日経新聞HP 8月27日)という状況です。しかし、既に電気買取価格18円/kwh程度で、2015年からは12円/kwh程度に引き下げようというドイツで、黒字を出している会社にとっては、32円というのは、余りに美味しい価格です。ちなみに日本のLNG火力発電は10~11円/kWhです。

 “あれ、ドイツのソーラー・パネル・メーカーって、あらかた潰れちゃったはずなのに、なんでドイツ企業がしゃしゃりでてくるんだ??”と、考えたあなた、半分正しい。
 ドイツのソーラー・パネル・メーカーが潰れちゃったのは確かにそうなのですが、それは今やドイツのソーラー発電会社にとっては全く問題にならないのだそうです。パネルについては電子部品の常として、強烈な価格下落に見舞われて、コモディティ化、安い所から調達すればいいだけの部品に過ぎなくなっているのです。
 他と差をつける主要な技術は何と「足」。上の写真が、パネルの裏側から撮ってあるのは意味があって、見せたいのは「足」なのです。これ、コンクリートの基礎を打ったりしてなくて、いきなり地面にグサッ。ただしもちろん、パネルが風を受けて歪んだりしては困るわけで、杭を打つ所は「同じ場所の地盤を天気の違う日を選んで、何度も調べるのだという。こうした事前の地盤調査が非常に重要で、そこが目に見えないノウハウになっている。・・・略・・・長いものでは地下5mの深さまで杭をねじ込んで、固定している」とのこと。よ~く調べた後は多数の杭を一気に専用機械で地面にねじ込んで「ほい完成」、この基礎打ち等の施工省略と工期短縮が、コスト削減の中心ノウハウだそうです。
 太陽光発電、今やパネルは利益を生まず、「(ドイツでは)その土地に応じた強度設計の必要なEPCサービスや架台に関しては、低コストと強度を両立できるノウハウが蓄積された。この分野はオーダーメイド性が高く、海外製の汎用的な技術や製品で置き換えるのが難しい」というところが、ドイツ企業の強み、コスト削減ノウハウでもあれば、収益源でもあるということになります。

 翻って純日本的状況↓、個人宅への太陽光パネルの設置がテーマのHPのようですが・・・

 「おすすめの太陽光発電メーカーは絶対日本メーカー」(太陽光発電NAVI 3月18日)

 記事の4/5ほどがパネルやモジュールの話。で、最後の締めの部分が↓

 「ちなみに海外メーカーの製品は日本メーカーの製品よりも安いという都市伝説がありますが、市場がこなれてきた現在は、それほどの差はありません。/日本メーカーの製品も、エントリーモデルはかなりお手頃になってきていますし、海外メーカーの製品を購入しても、それほど激安になるわけではありません。なぜならば、太陽電池セルやパネル自体の価格が多少安かったとしても、販売や設置は結局のところ日本人が行っているからです。」

 う~ん、ある意味、まさにその通り。その設置が日本で太陽光発電が高くつく理由なわけです。

 日本の発電政策、原発優先を改めるのはもちろんのこと、太陽光パネル・メーカー(=大手電機メーカー)にばかり配慮するような産業政策も含めて、あらゆる発想の転換が必要です。


 ついでにもう一つ、自己リンク張っておきます→「取り残される日本・・・この『エネルギー基本計画』じゃ、日本破産だ!!」。
 中で書いていますが、アメリカでは大規模太陽光発電システムの発電コストが2013年末には11.2米セント/kWh(約11円/kWh)で、2020年までに6米セント/kWh(6円/kWh)まで下げる計画だそうです。もちろん、砂漠みたいなところがいっぱいあるアメリカと日本を太陽光発電で同列に比較することができるわけではありませんが、32円/kWhで「太陽光発電所の建設が難しい」なんていうバカなことやっていると、日本の経済、本格的に大転落するでしょう。実際、あの陰鬱な空の下でもドイツは2015年から12円/kWhです。
 再生可能エネルギー、本格的に取り組まないと、日本は世界の落ちこぼれです。


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コメント:

ドイツIBCソーラーって、韓国のLG傘下ですよね。


[2014/08/28 14:16] | 考え中さん #JyN/eAqk | [edit]












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