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やっぱり、話が逆!!

2012-02-08
 7日の朝日新聞の記事です。

 「【第3部 実像のサイクル】(6)否定された巨大活断層説」(朝日新聞HP)

 2010年、原子力安全委員会のワーキンググループで、下北半島六ケ所村の日本原燃の工場の安全性を審査していた時のことだそうです。池田安隆・東大准教授は、活断層の存在を主張するも、他の委員すべて原発推進派、活断層はないことにされたそうです。その理由として、主査の山崎晴雄・首都大学東京教授は次のように語ったそうです。

 「池田説を認めると、外縁断層はマグニチュード8・3の地震を起こす。再処理工場や東通原発は補強が必要になり、稼働できなくなる。すべて『疑わしきは黒』では全国の原発が止まり、エネルギー問題を起こしてしまう。」

 なんとも本末転倒。安全性を審査する場で、考えていたことは“どうやって原発を稼働するか”。安全性など、審査されていなかったのです。まず原発を動かすことが先にあり、それにあわせて“安全審査作文”していたのです。

 いろいろ策動している人々がいますが、安全審査が存在していないこの状況で、どうやって原発を再稼働すると言うのでしょうか。


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