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【PAZ・UPZ・PPA】被災参考図:玄海原発(1)福岡・北九州・唐津

2012-02-15
 福岡県の原子力防災対策について見てきましたが、長崎県のような、無意味な避難計画となってしまわないよう、(なりそうですが)、福島から教訓を得るための参考図を作成してみます。
 国は、UPZ(緊急防護措置区域)を30kmと指定しています。しかし、国のこの30kmという指定は極めて便宜的なもので、はっきり言って根拠はありません。実際、この地域指定を決定した時と比較して、安定ヨウ素剤服用基準は2倍に厳格化されているのに、一向に地域指定変更は検討されていません。その名も、意味づけもズバリの「放射性ヨウ素防護地域」(PPA)、“安定ヨウ素剤服用の必要な地域”、についてさえです。UPZ・30kmというのは、鬼ごっこの安全地帯のように、「この線越えれば大丈夫」といったものではなくて、経済的・行政的理由によって歪められた、極めて縮小された範囲指定に過ぎません。実際その外も、甘々な国の基準においてさえ、PPAなのですから。福島原発事故の放射能汚染の実態をよく頭に入れておきましょう。
 まずは玄海原発で福島級の事故が発生し、放出された放射性プルーム(放射能雲)が、西風に乗り、福岡へ向かった場合を考えてみます。汚染がどの様な範囲に広がるのか、福島原発事故の放射能汚染地域を地図上で重ねあわせてみます。この際、留意しておくべきことは、次の通りです。
 1. 福島では、放射能汚染は阿武隈高地を越えて広がり、奥羽山脈に突き当たって120度程度曲がった。従って、多少の高地は越えて広がるし、曲がりは伸ばして想像する必要がある(それに沿って強い風の吹く山脈などなければ)。
 2. 滋賀県のシミュレーションを見ると、地形・気象条件次第であろうが、福島県の場合よりも放射能汚染はより遠くまで到達する可能性が大きい(福島は放射性汚染物質が広がりにくい地形・気象条件にあったかもしれない)。
 より詳しくは、SPEEDIなどによる、しっかりしたシミュレーションが必要となります。

想像福岡

 図は、群馬大学早川教授作成の「放射能汚染地図(五訂版)」(Adobe Illustrator CS1版)から、汚染状況のレイヤーを抜き出し、裏返し、回転し、Kenmapで作成した白地図に重ねてみたものです。

 糸島市はもちろん、福岡市の多くの地域も、深刻に汚染されることが考えられます。また、曲がりをまっすぐに伸ばせば、北九州市でも2μSv/h程度の汚染は十分に考えられることになります。北九州市については、放射能汚染地帯が、現在の形のまま到達したらどうなるかについて、作図してみたのが、次の図です。
想像北九州.png

 唐津市全域を直撃している図にもなっていますが、このように迂回しても、かなりの放射能汚染が北九州市にもたらされることが予想されます。

 図は前図と同じく、群馬大学早川教授作成の「放射能汚染地図(五訂版)」(Adobe Illustrator CS1版)から、汚染状況のレイヤーを抜き出し、回転し、Kenmapで作成した白地図に重ねてみたものです。

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