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枝野vs.橋下の暗闘/東電国有化

2012-02-17
 このところ「国有化」をめぐってバトルを繰り広げているのが、枝野経産相と東京電力(代弁人の方が賑やかだったりしますが)。

 「東電議決権 3分の2必要」経産相、実質国有化姿勢(朝日新聞HP)
 東電支援「りそな型で」…枝野経産相言及(読売新聞HP)
 東京電力:国有化、経産相と経団連会長が火花(毎日新聞HP)

 この3つの記事では、とりあえず第1報の朝日はともかくとして、読売は国有化に否定的、“東電より”の報道、一方、毎日は、経団連米倉会長の枝野批判に対して経済同友会長谷川代表幹事の対立的談話を紹介することによって“枝野より”といった印象を受けます。もともと原子力推進の読売新聞は、やっぱり東京電力も温存したいのかと読めますが、それはともかく、“政治家の事情”を指摘して興味深いのが、『日経ビジネス』の記事。

 東電問題の陰に枝野・橋下の暗闘(日経ビジネスHP・・・全文読むには無料登録が必要)

 「財務省幹部が『賠償や廃炉などの責任が国に回ってきかねない』などと、国が経営権を取得することに懸念を表明しているのも、東電の働きかけが功を奏しているとの見方が有力だ」といった解説は、ありきたりの話ですが、枝野経産相が恐れているのは、実は橋下大阪市長の動向だというのです。
 「公的資金投入や、電気料金引き上げ、原発再稼働という“アメ”だらけで東電を救済・温存するとは何事か、電力業界と官の癒着構造の温存だ」と、みんなの党の渡辺喜美あたりも巻き込んで、次の衆議院選挙の争点にされたらひとたまりもない、というのが、枝野経産相の最大の懸念だというのです。つまりは、“東電にも犠牲を強いた”という形を作りたいというのが、枝野経産相の最大の目的だと、“経産省関係者”は語ったと記します。
 そして、それなのにこの“親ごころ”を理解しない東電は、必死になって国有化に抵抗し、事態を複雑化している、という“経産省幹部”のコメントを記します。

 う~ん、複雑怪奇。思惑と思惑の絡まりあい、一筋縄では行かないようです。
 しかし、ここまで読むと、こんな話しを『日経ビジネス』にリークする経産省関係者や幹部、単に東電が油断して“国有化OK”と言ってしまうのを狙っているのでは、とも思えます。実際に国有化してしまえば後は経産省の思いのままに・・・とか。

 民主党が原発再稼働へ舵を切ったと、朝日新聞が伝えています。そうであれば、“電力会社ではなく国が稼働するんだから”という理由付けにも使えそうな東京電力国有化ではあります。そして一旦、東電管内で原発再稼働してしまえば、あとはなし崩し的に・・・と。まあ、タイムスケジュール的にどうなのか、という感じもしますが。
 こうなってくるといっそ、東電が粘り勝ちして焼け太り、それを批判して橋下大阪市長が原発選挙に持ち込んで・・・、というシナリオも、やってくれ、という気分にもなります。いや、それはまた問題の多い展開ではありますが。

 で、結局、原則としては、金を出したぶん、国が決定権を得る。そして議論されている発送電分離を、実質的な形で実現していく。と、なっていくのが、これまでの経緯の上では筋でしょう。本当は破綻処理して、東電に出資して金儲けを企んでいた人々からは金を吸い上げる、そして頭(経営陣)は入れ替えて、新しい体制で再出発する、というのが本当の本当の筋ではありますが。


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