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【PAZ・UPZ・PPA】被災参考図: 東海第二原発(水戸・宇都宮・千葉・さいたま・東京・横浜・前橋・関東地方)

2012-03-01
 東海村が震源地!? ではありませんでしたが、今朝ありました、マグニチュード5.4。テレビ見ていたら、パラパラと各地の震度の字幕が出てきて、パッと、「東海村震度5弱」。アナウンサーの言い方もちょっと不明確で、まるで東海村が震源地みたい・・・。おお!!、でもま、震度5弱程度で東海第二原発、どうにかなってもらっては困るわけで、この程度では当然、何事もない。
 しかし、津波、今回はありませんでしたが、アナウンサーの「今回の地震で津波の発生はありません」という言葉を聞くまで、かなり不安でした。なぜって、すぐ北の福島第一原発、冷却装置だの放射能汚染排水浄化システムだの、その辺の地面に、配管も含めて、むき出しで転がしている状態。ちょっと波被れば、一発でアウトのはず。津波対応の防潮堤建設など、まだ何も手付かずのはずですし。茨城の地震が、もし沖合の震源地に起因するものなら、福島にだって津波が押し寄せておかしくありません。まあとりあえずは、やれやれでした。
 と、いうことで、とにかく東海第二原発です。ここがシビアアクシデントに見舞われたら、どうなるのでしょうか。福島第一原発の放射能汚染の広がり図を、この地の地図に重ねてみます。
 まずは東海第二原発に、福島原発事故の放射能汚染地域を平行移動してきて、地図上で重ねあわせてみます。ここからいろいろ考えられるでしょうが、この際、留意しておくべきことは、次の2点です。
 1. 福島では、放射能汚染は阿武隈高地を越えて広がり、奥羽山脈に突き当たって120度程度曲がった。従って、多少の高地は越えて広がるし、曲がりは伸ばして想像する必要がある(風が通常それに沿って吹く山脈などなければ)。
 2. 滋賀県のシミュレーションを見ると、地形・気象条件次第であろうが、福島県の場合よりも放射能汚染はより遠くまで到達する可能性が大きい(福島は放射性汚染物質が広がりにくい地形・気象条件にあったかもしれない)。
 より詳しくは、SPEEDIなどによる、しっかりしたシミュレーションが必要となります。

想像東海第二01

 図は、群馬大学早川教授作成の「放射能汚染地図(五訂版)」(Adobe Illustrator CS1版)から、汚染状況のレイヤーを抜き出し、Kenmapで作成した白地図に重ねてみたものです。

 地形が違いますので(風の流れも違う)、汚染地帯がこんなふうに曲がるとは思えませんが、そんなこと関係なく距離的に水戸市はアウト、宇都宮市もかなり深刻に汚染されそうです。100kmにちょっとかかる、さいたま市、千葉市は、さて、どの程度汚染されることになるのでしょうか。東京ももう目と鼻の先です。ちょっとだけ、汚染域の角度を変えて描き直してみましょう。次の図 ↓ です。
想像東海第二02

 宇都宮市、いよいよ深刻ですが、千葉市も、汚染地帯が迂回してきているから0.5μSv/h程度で済んでいるだけで、ダイレクトに来たら2μSv/hくらいの場所がいくらも発生しそうです。もちろんさいたま市も、条件は同じです。東京、横浜と、遠ざかるに従い、汚染濃度は下がっていくでしょうが、やはり1μSv/h程度の汚染地域は発生しそうです。前橋市も距離的条件は横浜と同じようなもので、図の汚染地帯の曲がりが伸びだ状況を想像してみれば、なんとなく状況は分かると思います。事故発生時の風向きが、各都市の運命を分けていくことになります。

 図は前図と同じく、群馬大学早川教授作成の「放射能汚染地図(五訂版)」(Adobe Illustrator CS1版)から、汚染状況のレイヤーを抜き出し、回転し、Kenmapで作成した白地図に重ねてみたものです。

 もう一枚、向きを全然変え、さらに裏焼きし、同様に作図した図をさらに掲げておきます。膝を曲げた足のようにも見える黄色い汚染地帯、キック!! と伸ばされると、関東地方全滅、と、思えてしまうのは私だけでしょうか。

想像東海第二03


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