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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 大飯原発(2)京都・大津・奈良・神戸・和歌山

2012-03-31
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 現在、再稼働の手続きが進む大飯原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。なお、玄海原発汚染シミュレーション地図は、縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。

再稼働大飯京都大津奈良

 風速、降雨といった条件次第ですが、京都・大津だけではなく奈良も、避難必要地域となる事態が十分に考えられるでしょう。
 さて大飯原発周辺、気象庁のデータをパラパラと見た限りでは、北東の風が吹くことはないようですが、一応、神戸を念頭において作図してみたのが次の図です。北風が多少回りこむこともあるかと・・・。
再稼働大飯神戸和歌山

 距離的には神戸市だけではなく和歌山市も避難必要地域となる可能性があるようです。

 以上はもちろん、九州でのシミュレーションをそのまま重ねあわせただけですので、現実は異なった展開となるでしょう。しかし、大飯原発でどのあたりまでが危険に曝されるのか、上2つの図で見たような地域では、考えてみる必要があるでしょう。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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