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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 伊方原発(3)大分・山口・北九州

2012-04-10
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 大飯原発の次に再稼動の手続きが進んでいる伊方原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。もっとも、4月以降の原子力安全委員会は、原子力規制庁ができるまでの“つなぎ委員会”ということで、実質的な審査は進められないという状況があり、伊方原発ストレステストの一次評価もとりあえず止まっているようですが。とは言え、いつなんどき話が進みだすかわかりませんので、検討しておく必要はあるでしょう。なお、玄海原発汚染シミュレーション地図は、縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 伊方原発の3回目、今回は九州山口地方への影響を考えてみます。まずは豊後水道を挟んで伊方原発に向かい合う大分です。この地域、東北東の風が吹くことはあまり無いようですが、1012年1月21日に事故が起きれば、大分の方向が汚染されることもあったでしょう。

再稼動伊方大分

 この図では、くじゅう、阿蘇の山並みを越え、熊本にまで避難必要レベルの汚染地帯が伸びています。実際は、風速、降雨といった条件に加えて、地形という条件も大きいので、熊本はどうかな、といったところですが、大分は、かなり深刻な汚染地帯となることもありそうです。
 これよりも汚染される可能性が大きそうなのは、夏の南風が東に回り込んだ場合の山口市方面です。2011年8月6日とか、広島を汚染する真南の風ほどではありませんが、結構よくある風向のようです。これについて作図してみたのが次図です。
再稼動伊方山口

 そして、さらに東に風が回り込んだ場合、たとえば2011年8月3日の午前0時~4時ごろとかだと、汚染地帯の進む方向は北九州市の方向となります(ただし、この日は風速が弱いので北九州市まで達する前に風向きが変わりそう)。

再稼動伊方北九州

 以上はもちろん、九州玄海原発でのシミュレーションをそのまま重ねあわせただけですので、現実は異なった展開となるでしょう。しかし、伊方原発でどのあたりまでが危険に曝されるのか、上3つの図で見たような地域では、考えてみる必要があるでしょう。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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[2012/04/10 17:40]
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