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ストレステスト2次評価はどうなった?

2012-04-29
 朝日新聞の企画記事、「【第4部 遠い安全文化】(1)東通原発2011・4・7」、当ブログで以前、原発は停止中でも十分危険ということの例として何気なくリンクを張りましたが、読めば読むほど恐ろしい話です。

 「・・・ゴム製パッキンだ。原発の作業経験がまだ1年と浅い20代の男性が、裏返しに取り付けていた。//誰も気付かなかった平凡なミス。/・・・/裏返しのパッキンには負荷がかかり、長さ7ミリ、幅4ミリにわたって欠落。すき間から200リットルもの燃料が漏れだした。燃料漏れに気づいたのは、半日以上たった翌8日午後1時55分。見つけたのはたまたま通りがかった下請け社員だ。」

 もちろん、何かに引火でもして、炎上すれば大変なことになっていたでしょう。特にこの燃料漏れが発生したのは、よりによって東日本大震災後、外部電源が完全に復旧せず、また、慌てて持ち込まれた非常用電源も不十分だった時。単に原発の非常用電源で火災が起きたでは済まず、核燃料プールの冷却そのものができなくなっていた可能性さえあった状況でした。なんとか使用可能になっていた外部電源の一系統でしのぎ、燃料漏れを起こした非常電源を止めて燃料排出処理ができたから良かったようなものの、3.11地震・津波後、もう少し早い段階で何かに引火でもしていたら、東通原発は完全にアウト、もう一つの福島になっていたでしょう。

 まあもちろん、逆に言えば、3.11直後の窮迫した状況でなければ、予備電源はふつう動かす必要ないし、動かす必要が生じたとしても、別の非常用電源もあるだろう、といったことになりますが、事故が起きる時には、えてして複数の要因が重なるものです。パッキンの表・裏をすっかり勘違いした新人作業員が、ひととおり全部の非常電源を“点検”して“直して回った”ところで、送電線大爆発、非常用電源に次々引火とか・・・。

 ストレステスト、気休めとはいえ、やっぱり2次評価までやらずして、何の意味があるのでしょう。
 1次評価に含まれていない項目
     ↓
> ・地震や津波に加え、大雪や台風の影響が重なったらどうなる?
> ・原発内で火災が同時に発生したらどうする?
> ・敷地内には瓦礫が散乱。非常用の電源車は訓練通りの時間内に到達できるか?
> ・・・

 電力会社、どっこも提出してないんだよな~、2次評価の報告書。

 もっとも2次評価にしたところで、たぶん肝心の電線大爆発は含まれていないだろうけど・・・

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[2012/04/29 17:46]
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