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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 東通原発 函館・青森

2012-04-30
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回は青森県東通原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 この地域の風向は前回記したように、基本的に西もしくは西北西・西南西です。ただし南南東、北東といった人口集積地域に影響を及ぼす風向きとなることもあります。まずはより頻度の高い南南東のケースです。

再稼働東通函館

 風速、降雨といった条件次第ですが、函館市が避難必要地域となる可能性もありそうです。
 これよりも頻度が下がりますが、北東の風のケースが次の図です。
再稼働東通青森

 重ね合わせ図の原図、佐賀県玄海原発についての図は、かなりの強風時のもので、東通原発の場合、この方向で強風が吹くことはまずないようですので、汚染地帯が到達する範囲はこの図よりも短くなりそうです。それでも、障害物の少ない海を越えて風が到達する青森市、風向きがこちらならば、やはり避難必要地域となる可能性があるようです。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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[2012/05/02 05:28]
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