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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 柏崎刈羽原発(1)新潟・福島

2012-05-10
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回は新潟県柏崎刈羽原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 この地域、南南東の風が多いのですが、2011年5月の最大瞬間風速は「南西」の風で記録しています。柏崎刈羽原発で事故が起きた際、新潟市へと汚染物質が運ばれる方向になります。

再稼働柏崎刈羽新潟

 風速、降雨といった条件次第ですが、新潟市が避難必要地域となる可能性もあるでしょう。
 さて、風がもう少し西寄りに吹くこともめずらしくないようです。2011年、3・5・6・12月には、最大風速を「西南西」で記録しています。山脈がありますので、必ずしもストレートに風が流れるわけではないでしょうが、一応その方向で重ね合わせ図を作成してみます。次の図がこの場合です。
再稼働柏崎刈羽福島

 福島第一原発の事故でかなり放射能汚染された福島市ですが、柏崎刈羽原発で重大事故(シビア・アクシデント)が発生した場合、再度汚染される可能性もあるようです。場合によってはある程度汚染されるといった状況よりも深刻な事態となり、避難必要地帯となる可能性さえあるようです。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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[2012/05/10 17:32]
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