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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 柏崎刈羽原発(2)宇都宮・前橋

2012-05-12
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回は新潟県柏崎刈羽原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 この地域、南南東の風が多いのですが、2011年1月の最多風向は「北西」の風です。この場合、柏崎刈羽原発で事故が起きると、宇都宮市方向へと汚染物質が運ばれることになります。

再稼働柏崎刈羽宇都宮

 風速、降雨といった条件次第ですが、宇都宮市が避難必要地域となる可能性もあるでしょう。
 さて、風がもう少し北寄りに回り込んだ場合も考えてみる必要があるでしょう。2011年1月の最大瞬間風速は「北北西」で記録しています。その方向で重ね合わせ図を作成してみたのが、次の図です。
再稼働柏崎刈羽前橋

 上州名物からっ風、新潟から山脈を越えた風が真っすぐ前橋市に吹き下ろした場合、前橋市が避難必要地帯となるのはもちろん、埼玉県北部でも避難必要地域が発生することも考えられます。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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