FC2ブログ
お薦め記事

【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 東海第二原発(2)前橋市・さいたま市

2012-06-03
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。番組中のナレーションによれば、赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回は引き続き、茨城県東海第二原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 東海第二原発が福島級の事故を起こした場合に考えられる放射性セシウム汚染の状況予想図ということになりますが、前回の南風と東南東の風についての作図に対して、より可能性の高い、もっと北方向に風が吹いた場合が今回のケースとなります(予告しておけば、この図よりその次の図、更に次回はもっと可能性が高まります)。まずは東北東(あるいは単に東)の風の場合の図です。なお汚染状況図は、描かれた範囲が陸地側に来るように、裏返しています。

再稼働東海第二前橋

 風速、降雨といった条件次第ですが、前橋市が避難必要地域となる可能性もあるようです。
 さて、さらに風向がそちらを向きやすい、北東の風の場合、どうなるでしょうか。とりあえず、さいたま市あたりを念頭に、作図してみたのが次の図です。なお、汚染状況図は、裏返していません(グルっと回って今度は、その方が描かれた範囲が陸地側に来るようになる)。
再稼働東海第二さいたま

 赤い汚染地域、さいたま市の向こう、東京多摩地区、八王子市を越え、相模湖あたりまで広がっています。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/362-396625d9

[2012/06/07 09:09]
<< topページへこのページの先頭へ >>