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【PAZ・UPZ・PPA】防災参考図: 東海第二原発(3)東京・川崎・横浜・千葉

2012-06-05
 九州大学応用力学研究所・竹村俊彦・准教授・作成の玄海原発シビア・アクシデントの場合のシミュレーション、本ブログで何度も記してきた、福島では地形のせいで曲がった汚染地帯がまっすぐに伸びたらどうなるか、を示してくれる図と言えます。
 このシミュレーションは、福島原発と同じ事故が同じ日時に玄海原発で起きた場合、セシウム137がどう拡散するかを気象データをもとに計算したものです。赤い領域が「福島で避難が必要とされたレベル」とのことです。

 今回は引き続き、茨城県東海第二原発、ここにこのシミュレーションの図を重ねてみます。縦横比を調整し、玄海原発から50kmの距離円を基準とし、重ねあわせを行なっています。
 東海第二原発が福島級の事故を起こした場合に考えられる放射性セシウム汚染の状況予想図ということになりますが、今回は、前2回よりもありがちな風向の場合ということになります。そして、日本の政治・経済・文化・交通網、その他に対する“とどめの一撃”の図となります。風向としては北東もしくは北北東の風です。
 なお、どれくらいありがちかというと、2011年で言えば、2月、4月、5月、8月、9月、10月が、最多風向「北北東」もしくは「北東」の月です。つまり、1年の半分は、この方向に風が吹いている・・・というくらいありがちです。

再稼働東海第二東京

 風速、降雨といった条件次第ですが、東京23区、川崎市、横浜市が避難必要地域となる可能性があるようです。って、これだけの都市が避難必要地域となったら、日本のどこにも、避難民を受け入れられる所なんてないでしょう。
 さて、風向きがもう少し北寄りになった場合、どうでしょうか。
再稼働東海第二千葉

 もちろん千葉です。千葉市は当然“赤い汚染地域”ですし、房総半島の先端まで逃げても、これで逃げ切れたといえる状態なのか、はなはだ怪しい状況です。

 あ、そうそう、このたびの3回連続東海第二原発放射性セシウム汚染地図シリーズにおいて、影響を受ける県庁所在地なのですが、水戸市については言及して来ませんでした。なんと言いましょうか、言及するまでもなく、アウトです。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。

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[2012/06/08 12:17]
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