原発隣接地帯とは: 想像力の貧困と画像化
2011-09-27
それにしても、いろいろ地図を作成してきました。わかることは、日本のどこにいても、原発事故について「安全」と言える場所はない、ということでしょう。 日本にいる限り、どこでもそこは、「原発隣接地帯」なのです。既に、どの原発からも200km離れた所:原発立地候補地返上した「熊野」
というブログ見れば、「そんなこと当然」なんですが。
でも、私自身、福岡の地図と福島事故汚染マップを重ねてみるまで、どうもピンとこなかった。「原子力学会、研究者」も想像力が足りなかったことを反省しているようですから、これはどうも、人間の性(さが)ということのような気がします。
いや、しかし、それでは困るのです。とりかえしのつかない事故は、起きてもらっては困るのです。専門家にはすべての場合を予想してもらわないと困ります。
しかし今回は出来なかった。次回は必ずすべての場合を想定内で処理できる、という保証が出来ない限り、原発の稼動はやめていただくほかないのです。
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