お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

斜陽・重厚長大産業としての原子力

2012-08-06
 一昨日、触れましたが、いよいよいけないようです、原子力発電。GEのCEOまで、採算のとれなさ口にせざるを得なくなりました
 原発再稼働をめぐって、“原発動かさないと電気料金が上がる”と言っているのは、既に投資資金の回収局面に入っている原発動かさないと、投資資金が無駄になり、その上、他の投資を怠ってきたつけ(老朽火力の低燃費)が、電気料金に跳ね返ってくるからです。本来の発電コストとは関係ない話しで、原発自体は、今や大赤字産業です。
 そもそも原子力産業の始まりから今まで、原発は保険料を払ったら採算が取れない赤字産業であるのはわかりきった話でした。アメリカで民間企業が原発に投資するためには、プライス・アンダーソン法(原発事故の損害賠償の一定額以上は国が肩代わりすることを定めた法律--リンク張ってみた自動翻訳、すごいことになってるな、「Price」は「価格」かぁ・・・文頭じゃ一般名詞も大文字始まりですからね)の制定が必要だったということは有名な話です。
 そのプライス・アンダーソン法が2025年まで延長になっているにもかかわらず、上記の発言です。
 もちろん、アメリカではシェールガスの開発があり、火力発電の燃料費が劇的に低下していますから、まあ、どう考えても原子力発電、オワコンです。

 さて、こう書くと、“でも日本にはそんな資源ないのだから、原発やらないと”とか、言い出す人々がいます。で、その総本山が経産省だったりします。
 これは危ない。非常に危ない。考えてもみて下さい。世界のエネルギー源が石炭から石油に変わる時、“でも、うちは石油出ませんから石炭で・・・”などとやっていたらどうなっていたでしょう。(D51やC62がいまだにシュッポシュッポ、って、なかなか良かったような気もする・・・)。
 経産省、死にものぐるいで、日本のエネルギー戦略を考えなければならない局面です秋田でシェールオイルの発見がありましたが、それだけじゃ足りませんので、海洋資源メタンハイドレートの開発を行なうとか、あるいはアメリカその他からシェールガスを安価に購入する方法を模索するとか、とにかく安価な新エネルギー源の確保に全力で取り組まなければならない状況です。これまで原発再稼働に肩入れしていたこの人でさえ、シェールガスによるエネルギー転換についてはかなりの注目をしています(リンク先を見るには無料登録が必要かもしれません)。
 経産省、もはや斜陽の重厚長大産業、原子力などにかまけていて貰っては困ります

 少なくとも、余計な出費は減らして、新エネルギー源の開発に充てるべきです。
 まずさっさと整理すべきなのは、原子力に偏った、国の税金による技術開発支援です。もちろん、実現可能性のない(そして実現したところで採算性のない)高速増殖炉もんじゅの開発、やはり実用化のめどの立たない(立ったところで採算のとれない)六ケ所村核燃料再処理施設などは真っ先に廃止すべきです。また結局、原発に使われている、地元対策のためのバラマキ資金、電源3法交付金、および、国のリスク負担、日本のプライス・アンダーソン法、原子力賠償法も廃止すべきでしょう。
 それでもまだ原発やりたいと電力会社が言うのか、それを見てから原子力発電の将来については考える、といった程度の扱いが、原子力には相応しい状況のはずです。

 天下り先とか省益とか、身内の利害とかを、ごちゃごちゃ言っていられる状況でないというのを、経産官僚、認識しないのでしょうか? アメリカのエネルギー構造が変われば、世界の経済構造が変わります。その時、負け組になっているのか、勝ち組になっているのか、日本経済を斜陽・重厚長大産業の原子力と心中しないように企画・立案する政府機関が、経産省だということを経産官僚は思い出してほしいものです今の劣化官僚じゃ、まあ無理だろうけど。


tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/449-503723e9

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。