お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】女川原発(1)宮城県

2012-11-14
 大失態の原子力規制庁“放射性物質拡散予測”では、宮城県女川原発、7日間で100mSvラインは最遠方地点21.5kmということで、UPZの30km圏で原子力防災対策地域は十分という、規制庁の思い描いたような図になっています。まあ、ミスター100ミリシーベルトを信用できるような危篤な方なら、おっと変換ミスです、奇特な方なら、それで良いでしょう。

女川原子力規制庁
原子力規制庁資料より)

 さてしかし、国際的な原発業界の代理人ICRPでさえ、人工物からの許容放射線量は年間1mSvとしているわけで、こんな値で引いた線に何の意味があるのでしょうか。当地の新聞、河北新報も言っています「宮城県の女川原発から50キロ圏の仙台市は『30キロも50キロも住民には同じ』と自主的に防災計画を作る。いずれ自治体を惑わす腑(ふ)に落ちぬ線引き」と。

 チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 女川原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみました。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も円だけは書き込んでいます)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ女川平行移動

 今回の図は、“お隣り”の福島原発事故の汚染地域を平行移動してみました。風向き条件等、似通っていると思われますので、極めて「ありそうな」シナリオでしょう。宮城県北部から仙台市へ、移住義務ゾーンが広がります。


・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/569-c123c9ff

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。