東電CIAって何だ?
2011-10-12
【2012年1月29日追記】映像へのリンクがまたアクセス不能になっていましたので、再度設定しました → こちら。不思議なことが起こった。先日このブログでリンクを張ったYouTubeのクリップ、今、クリックしてみると年齢制限がかかっている。このクリップの内容は、池にナトリウムの塊を放り込むと、ぶくぶくと泡が出る反応をした後、爆発する、というだけのもの。高速増殖炉の一次冷却材はこんなしろもの、という説明でリンク張ったこの映像、もとはニコ動なので、そちらで見ても良いのだが。
まあ、「良い子はまねをしないでね」的な危険な行為には違いないが、そもそも金属ナトリウムは子供が親に隠れて購入できるようなものではないのに、当ブログで取り上げたとたん(それまで1ヶ月ほどはほったらかしだったのに)、突然、年齢制限とは???
単なる偶然の巡りあわせかもしれないが、あまりにもぴったりのタイミングなので、これってもしかして、あれかな、とも思う。
http://kokomadekaite.seesaa.net/article/192381080.html
http://d.hatena.ne.jp/sokaodo/20100131/p1
恩田勝亘著『東京電力 帝国の暗黒』によると、福島県の浜通りでは、70年代から「東電CIA(TCIA)」と呼ばれる人々が暗躍し、反原発的な内容を含む雑誌を買い集め、地元の人々がそういった内容の出版物を読めなくしてしまう活動をしていたとのこと。さらには、「原発反対派の集会では車のナンバーを調べ、選挙では反対派候補の家や事務所に出入りする住民をチェック」していたという。
この種の噂はいろいろあります・・・・・・
情報操作にかかわる話としては、
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/?mode=m&no=126
http://ameblo.jp/nukfree/entry-10904122877.html
http://ameblo.jp/kannnonnji/entry-10942659666.html
さらに、実力行使にかかわる次のような話も。
http://ja.favstar.fm/t/86148483307929600
http://yukitatu.kawamoto.main.jp/?day=20110528
http://ameblo.jp/marukuosamu/entry-10948207535.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/630.html
どの程度の信憑性があるものかよくわかりませんが、ひっかかる点もありますので、ちょっと図書館へ行って、新聞の縮刷版を調べてきました。
朝日新聞1982年3月16日23面の記事、見出しは「“要注意客”を見張れ/東電」です。記事内容は、東電従業員が政治的信条による賃金差別を受けたとする裁判に関するもので、その際に提出された資料に、公害反対住民や消費者団体を、東電が“監視”していることを示す文書があったというもの。朝日新聞の記事では「原文では意味不明の部分もあるものの、東電が、料金値上げ分の不払い者や消費者団体の動向を細かく監視している様子がうかがわれる」と記されています(強調は当ブログ)。
これに対する東電広報課長の談話として、資料そのものが本物かどうかは別として「地元の情勢を仕事に反映させるため、地域情報連絡会を開いたり、料金支払い状況を第一の仕事として正確につかんでいるのは事実だ」とのこと。まあ、料金不払い者の把握を行なうのは、料金徴収担当からすれば当然のことということになるでしょう。
しかし記事で、問題の文書から引用されている具体的文言は次のようなものです。「需要家側の思想的偏向者、消費者団体加入者などに留意するよう」、あるいは、「玉川消費者連合会のE氏(原文では実名と、朝日新聞には注記あり)などは、小グループを結成して公害問題を取り上げており、・・・略・・・、今後はグループ構成員の実態把握などを進めたいと考えている」です(強調は当ブログ)。個人の東電に対する個別行動(不払い)だけではなく、思想信条や政治的活動を問題にする姿勢が非常に明確になっています。
この記事を探しているときに目に入って来た他の朝日新聞の記事、「一般市民締め出し/東電が工作した」(1980年3月4日22面)。川崎市のLNG基地建設のための公聴会で、東電が、社員・関係者を動員し、公聴会を埋め、一般市民の参加を締め出す工作をするよう指示した文書を、共産党議員が入手し、衆議院予算委員会で追求がなされたというもの。現在の九州電力の「やらせメール問題」と同じではないですか。
いやはやなんとも、東京地検特別捜査部(特捜)も、人気回復のためでもいいですから、少しはこの辺の問題と取り組んでもらえないものでしょうかね。
て、いうか、これも電気料金の一部ですよね。
http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/?mode=m&no=126
http://ameblo.jp/nukfree/entry-10904122877.html
http://ameblo.jp/kannnonnji/entry-10942659666.html
さらに、実力行使にかかわる次のような話も。
http://ja.favstar.fm/t/86148483307929600
http://yukitatu.kawamoto.main.jp/?day=20110528
http://ameblo.jp/marukuosamu/entry-10948207535.html
http://www.asyura2.com/11/genpatu13/msg/630.html
どの程度の信憑性があるものかよくわかりませんが、ひっかかる点もありますので、ちょっと図書館へ行って、新聞の縮刷版を調べてきました。
朝日新聞1982年3月16日23面の記事、見出しは「“要注意客”を見張れ/東電」です。記事内容は、東電従業員が政治的信条による賃金差別を受けたとする裁判に関するもので、その際に提出された資料に、公害反対住民や消費者団体を、東電が“監視”していることを示す文書があったというもの。朝日新聞の記事では「原文では意味不明の部分もあるものの、東電が、料金値上げ分の不払い者や消費者団体の動向を細かく監視している様子がうかがわれる」と記されています(強調は当ブログ)。
これに対する東電広報課長の談話として、資料そのものが本物かどうかは別として「地元の情勢を仕事に反映させるため、地域情報連絡会を開いたり、料金支払い状況を第一の仕事として正確につかんでいるのは事実だ」とのこと。まあ、料金不払い者の把握を行なうのは、料金徴収担当からすれば当然のことということになるでしょう。
しかし記事で、問題の文書から引用されている具体的文言は次のようなものです。「需要家側の思想的偏向者、消費者団体加入者などに留意するよう」、あるいは、「玉川消費者連合会のE氏(原文では実名と、朝日新聞には注記あり)などは、小グループを結成して公害問題を取り上げており、・・・略・・・、今後はグループ構成員の実態把握などを進めたいと考えている」です(強調は当ブログ)。個人の東電に対する個別行動(不払い)だけではなく、思想信条や政治的活動を問題にする姿勢が非常に明確になっています。
この記事を探しているときに目に入って来た他の朝日新聞の記事、「一般市民締め出し/東電が工作した」(1980年3月4日22面)。川崎市のLNG基地建設のための公聴会で、東電が、社員・関係者を動員し、公聴会を埋め、一般市民の参加を締め出す工作をするよう指示した文書を、共産党議員が入手し、衆議院予算委員会で追求がなされたというもの。現在の九州電力の「やらせメール問題」と同じではないですか。
いやはやなんとも、東京地検特別捜査部(特捜)も、人気回復のためでもいいですから、少しはこの辺の問題と取り組んでもらえないものでしょうかね。
て、いうか、これも電気料金の一部ですよね。
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