玄海原発危険域、65km!!
2012-12-30
原子力規制庁のいい加減な計算による「放射性物質の拡散予想図」では、防災対策範囲30kmとされた佐賀県玄海原発、市民団体の計算では65km必要とのことです。
(西日本新聞12月26日朝刊)
もちろん、「台風並み」の風の場合ですから、原子力規制庁にしてみれば“それは最初から省いた例外的な3%の場合にすぎない”ということになるでしょう。当ブログではこの3%という計算も怪しいと思っていますが、いずれにせよ、何%の確率までで防災対策範囲を打ち切るかは政治判断ですので、自民党政権なら、「全く問題ない、ノープロブレム」とされるでしょう。
いやしかし、台風もそうですが、この地域では冬の季節風もかなり強い日があり、結構簡単に65kmという気象条件は成立してしまいそうに思えます。
とにかく65kmで図を描いておきましょう ↓

部分を切り取ったものも掲載しておきます。

福岡市は全域、すっぽりと入ります。糸島市だけではなく、福岡市も避難計画を立てておく必要があります。
しかし福岡市だけで150万人、この範囲内の人々を避難させることの可能な収容先など存在しません。玄海原発は廃炉の必要があります。
・地図はKenmapで作成した白地図に着色したものです。Kenmap作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。
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