お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

【PAZ・UPZ・PPAとウクライナ基準】高浜原発(1)福井市・金沢市・富山市/京都市

2013-01-10
 原子力規制庁は、政府関係者が“幸運だった”(無神経な言葉使いですが)とした福島原発事故の汚染地域を参考に、7日間で100mSvという基準で図を描き、原子力防災対策地域を考えています。しかし、そうそういつも“幸運”というわけにも行かないでしょうし、また、国際的な原発業界の代理人ICRPでさえ、人工物からの許容放射線量は年間1mSvとしているわけで、もう少し考えてみる必要があるはずです。
 これまで福井原発銀座の東に位置する美浜原発を見てきましたが、今回からは西端の高浜原発について見てみることにします。
 まずは高浜原発について原子力規制委員会の「拡散シミュレーションの試算結果 総点検版」を一応見ておきましょう。

規制庁高浜
「拡散シミュレーションの試算結果(総点検版)」34頁)

 7日間で100mSvということなら、97%の確率でこの範囲、というのが、原子力規制庁の計算です。この図をどう見るか・・・「残りの3%では100mSv/週という濃い汚染地域が京都市右京区に達する」と見るか、はたまた「50mSv/週程度の汚染なら、普通に京都市に達する」と見るか・・・どう見ても、京都市にとってかなり物騒な原発であることは間違いありません。
 さて、チェルノブイリ事故による放射能汚染に対応してウクライナでは2種類の「移住ゾーン」が設定されました。移住が義務となる「移住義務ゾーン」(1.0μSv/h以上)と、権利として移住できる「移住権利ゾーン」(0.2μSv/h以上)です。
 福島原発事故による我が国の汚染状況では、どのあたりが該当するのか、当ブログでは4回に渡って検討してみました(その1その2その3番外編)。日本政府は何も言いませんが、ウクライナ基準であれば、日本でもかなり広範な地域が「移住ゾーン」に該当していることが解りました。
 そのウクライナでも新生児に、“チェルノブイリ・ハート”と呼ばれる心臓の奇形を始めとして、脊柱側弯症・多指症・兎唇などの奇形が多く発生し、また、堕胎が増加していると言われています日本より厳格なウクライナ基準でも、何かが起こっているようです。

 高浜原発で福島級の事故が起きたら、この「移住ゾーン」はどうなるのでしょうか。福島事故汚染地域の図をこの地に重ねてみます。なお、図には日本の原子力防災対策地域の区割り、UPZ緊急時防護措置区域とPPA放射性ヨウ素防護地域も書き込んでみました(PAZ予防的防護措置区域も円だけは書き込んでいます)。我々は一体何を指針に避難行動を考えたら良いのでしょうか。いろいろと考える必要があると思わせてくれる図ではないかとブログ主は思っていますが、いかがでしょうか。

ウクライナ高浜京都福井金沢

 まずは「お約束」で、汚染地域の“足”の一本が当原発の県庁所在地、福井市へ向かう位置に、福島事故汚染地域図を重ねてみました。高浜原発は原発銀座の西端の原発ではありますが、福井市はおろか、金沢市・富山市も移住権利ゾーンとなっています。そして京都市、ほぼ全域が移住義務ゾーンとなっています。



・ウクライナ基準による福島事故移住ゾーンの広がりは、文科省の放射線量等分布マップ拡大サイトで公開されているデータから作成しました。
・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/634-64883c56

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。