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小さき者たちの受難

2013-03-08
 昨日3月7日、NHK地デジ総合、夕刻の生活情報番組「ゆうどきネットワーク」で、福島における鳥の放射能汚染について放送していました。

死んだシジュウカラ

 鳥自体については、“食べるものでもありませんので、日常生活への問題はない”そうです。
 一方、巣については、一つ異常に高い汚染が測定されたものがあって、

鳥の巣材

 取り扱い注意とのことです。

汚染レベル

 今回見つかった鳥の巣は、なんと指定廃棄物の基準値の160倍です。
 何で鳥がらみだとこんなに大きな値が出るのかといえば、汚染された虫を食べ続けた生物濃縮という話と、もっと直接的に、放射性汚染物質を含んだ雨水が流れこみ、よどみとなるところで繁茂して、放射性汚染物質を蓄積しやすいコケを集めたから、といった理由によるようです。

 で、番組、「(コケや泥を使った巣には)・・・ぜひ注意していただきたいと思います。野鳥の放射能汚染の実態についてお伝えしました」。

 う~ん、こんなもんなんだろうか。この番組コーナーの視点、私はまったく馴染めませんでした。徹頭徹尾、人間の都合からしか語らない、いや、それも重要ではあるのですが、ここで一番被害にあっているのは鳥じゃないですか。鳥のことを思いやる視点は全くなし。人間の勝手で抹殺されていく鳥たちに何も感じないこの感性こそ、自らの銭勘定で原発を作り、事故が起き多くの者が苦しんでいるのに、無反省に原発再稼動などと言う神経そのものじゃないでしょうか。

 番組コーナー途中の電話コメントに登場するパリ第11大学の鳥類学アンダース・メラー教授、
 「あなたたちの巣材のデータから考えるに福島の野鳥の卵がふ化するまでの2週間/そして その後も高い放射線量を鳥は浴び続けることになります/(略)/その鳥に異常が起きる可能性は考えられます」
 と述べています。彼は、鳥に何が起きるか、それを語っています。たぶん心配しています。
 これを受けるNHKアナウンサー、メラー教授のコメント直後の語り、「油断できない野鳥の汚染、今後野鳥の会は鳥のサンプル数をもっと増やし、調査範囲を広げていく計画です」です。鳥が受けるダメージなどどうでもよいのです。鳥は単なる汚染源に過ぎないという認識です。

 ここに現われているのは、放射能汚染という無差別暴力を環境や他の種に振るっておいて、自分だけ無事でいようという考え。それで済むと思っているのだろうか、この人たちは。



ほたる禁止


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