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がんばれ九州電力!

2011-10-17
 菅前首相が辞めたとき、「脱原発もこれまでか」と、先行きを危ぶむ知人に、言った言葉があります。「まだまだ、九電がいます。菅直人がいなくても。こんどは九電が頑張る番でしょう」と。「はぁ?」と、いぶかる知人。「いや、なあに、九電は頭のネジが外れてるから、たぶんこれからも調子っぱずれな行動をして、世論や世間を敵に回して、ますますドツボにはまっていく可能性がある、ってことですよ」と付け加える私。「そっちの“頑張り”か。なるほどなぁ」と、納得する知人。「納得されるなよ、九電」と、二人で突っ込みを入れたのはもちろんのことです。あの時は、ただの冗談話でしたが、なんか事態の進展は驚くほど、その方向で進んでいます。
自分たちでは信用されないから第三者に検証してもらったのに、第三者委の意見を自分たちでチェックをしたら間違っていると思いました、では全く意味がない。そこに気付かない、国民の目線に対する感覚が理解不能だ」と、枝野経産相。さらに「九電首脳の続投が原発再稼働に与える影響について、『国民の理解が得られない大きな要素であるのは間違いない』」とも指摘。
 原発再稼働阻止へ向けて、がんばれ九州電力!

 しかし、こんなことになるのは分かりきっていたはずで、なぜそれにも関わらず九電はあんな報告書を出し、こんな展開になるのか、不思議ではあります。なぜこんなことになったのか、ちょっと考えてみました。
 2つのケースがあると思われます。

1. 本気であの報告書で「済む」と思っていた。こんな展開になるとは思っていなかった。
 外から見れば、明らかにおかしい判断・感覚ですが、組織トップがそうなってしまう場合というのは良く知られています。独裁者の末路と言われているものです。組織内での権力集中が激しい場合、トップを取り巻く連中がすべて、権力者にすり寄り、ヨイショする人間だけになってしまい、誰も反対意見・批判的見解を述べない状態になってしまう。結果、この狭いサークル内での「世論」は著しく偏り、独裁者もそれが当然と思うようになってしまう。
 読売の記事では「役員たちは『社長が辞める必要はない』と口をそろえる。社内に、社長の責任を追及する声は聞かれない」と記されています。これは対外的に態度統一が図られた結果、読売の記者に対してもそうなったのか、それとも、本気でそう思っているのか、興味深いところです。
 こういう独裁者の末路は、政治分野なら縛り首と相場が決まっていますが、さて、経済分野ではどうなることやら。

2. こういう展開になることは分かっていた。でも、あの報告書を出さざるを得なかった。
 電力業界は、各社別組織でも、事実上業界一体として動いています。政界工作のための電気事業連合会主催の朝食会なども開かれており、今回のような政治判断の必要な問題では、一社単独での意思決定は難しいように見えます。
 現在、電力会社による「やらせ」問題は、経産省第三者委員会によって5社7件が認定されており、九州電力で社長もしくは会長(あるいは両方)が辞任したとなると、他の電力会社への波及が不可避となることも考えられます。
 従って、九州電力の社長は、「辞めたかったが、辞めさせてもらえなかった」となっている可能性もあります。

 1.であれば、九州電力には大いに頑張ってもらいましょう。当方としても、目いっぱいエールを送らせてもらいたいと思います。2.であれば、一気に各社責任者辞任へというシナリオもあるかもしれません。意思統一センター(フィクサー)の決断ひとつということになります。そして、「枝野経産相の要求はすべて満たした、さあ、再稼働」となる場合、これが原発再稼働への一番の近道のように思えます。このシナリオが一番厄介か。

 枝野経産相の言葉は、「まずは九州電力が、自ら判断をすべき」だ、そうです(10/17 NHK 12時のニュース)。ま、とりあえずは九州電力の頑張りに期待しておきましょう。

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