お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

大丈夫か? 原子力規制委員会!!

2013-06-12
 大飯原発の安全性評価で、電力側と原子力規制委員会側とで大きな対立点となっていた3連動地震の危険性の評価、あまりにあっけない幕切れです。

大飯3連動問題なし
読売新聞HP 6月12日

 そもそも、規制委が活断層3連動を考慮せよと要求したのに対して、「必要ない」と、関西電力は拒否、これに対して規制委は要求に応じないならば安全性審査はしない、と再度要求していた問題です。それが急に、突然、関電は手のひらを返すように「評価します」、で、規制委の方は規制委の方で、いきなり「関電の説明、了承しました」(上掲記事)です。
 どう見たってこの展開、怪しくないか? 規制委との間で手打ちの裏約束ができたから、関電は3連動評価をしたんじゃないか? 少なくともこんな急な判断、規制委は関電の資料を充分に検討したのか?

 原子力規制委員会・島崎委員、またとちってるんじゃないか

 活断層関係の議論は、そもそも1月ごろから話がおかしい方向に向かってはいました。

 「なぜ『40万年前以降』? 活断層の定義に研究者ら疑問」(MSN産経ニュースHP 2月9日)

 原発推進・産経新聞は、原子力規制委員会での議論で、活断層の定義が、「13万~12万年前以降」(福島事故を防げなかった旧安全基準そのまま)に近づいたと、紹介しています。
 「同チーム(規制委の検討チーム)の12月の会合では、ある委員が『なぜ40万年前なのか、一番の理由を教えていただきたい』と根本的な質問を行った。島崎委員長代理の提案が、他の委員にとって、いかに“唐突”なものだったかを、如実に物語っている。/このときには、規制委側から『(13万~12万年前以降の)地形面や地層で判断できなければ、40万年前以降を総合的に検討する』という弾力的な案がうち出され、検討チームは今年1月末に了承した。」(上掲リンク先、および、その次ページ
 産経の解説では、日本の地質学的特徴から13~12万年前の境は観察しやすいが、その前はどうなっているか見て取るのが困難、だから、有効な判断は「13~12万年前以降」で為されるべきであり、それ以前は無意味、ということになります。そして、その13~12万年前の境さえ不明確な場所の原発では、まあ、40万年前まで遡って考えるというのが、結局、原子力規制委員会での検討結果だった、と総括されています。
 このまとめ方だと、“原発安全性新基準”は運用上、旧基準と同じことになってしまいます。実際、こんなものを島崎委員は了承したのか?

 この産経の記事は次のように記します。
 「つまり『40万年前』は、地層などから断層の痕跡を見つけだせる限界の年代で、報告書にあるように判断の一つの“目安”でしかない。地層にかかる大きな力が変わらない期間の定義は、『最近数十万年の間』と幅広く、研究者の間に諸説があることは、報告書も認めている。
 40万年という島崎委員の主張はいかにも根拠が無く、単に観測可能な限界年代を“基準”に流用しているだけのように記しています。しかし、そう主張する中で、あっけなく馬脚を顕にもしています。「最近数十万年」というのは、「13~12万年前以降」と「40万年前以降」のどちらに近いか、ちょっと考えてみれば、というか、考えてみるまでもなく、後者でしょう。
 安全基準が、「観測しやすいから」などという理由で定められてはたまったものではありません。地層に、かつて大地震を引き起こしたのと同じ力が掛かっているならば、今も同じような大地震が起きる可能性があるのですから、観測のしやすさの如何に関わらず、その期間を念頭に置いた基準を作らなければ、安全基準など、何の意味もないはずです。「(13万~12万年前以降の)地形面や地層で判断できなければ、40万年前以降を総合的に検討する」で良いのか。
 こんなものを島崎委員は了承したのか?

 で、結局、原子力規制委員会の新安全基準は骨抜きにされたのか? 本記事冒頭の大飯原発3連動地震の評価・対応を覧る限り、やっぱり骨抜きにされているようです。


バナー280y


tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/797-512f6377

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。