日本の原発安全基準は“世界最高水準”・・・2周遅れの!!
2013-07-10
「規制委は昨年10月に新基準の策定作業を開始。『世界最高水準の厳しさ』と自負する基準をまとめた。」(読売新聞HP 7月8日)ぞろぞろと原発再稼働を申請する電力各社。原発再稼働を推進する安倍政権。一応、“今度は「世界最高水準」の安全基準だから大丈夫、福島みたいにはならない”、ということになっていますが・・・

(西日本新聞7月9日朝刊)
本当の世界最高水準は、第4世代安全基準と言われるアメリカの骨子案、しかしまあ、これはまだ骨子案で実施されていないので外すとしても、第3世代原子炉は既に存在していて、それから見れば日本の原子炉安全基準は第2世代以前のシロモノ・・・時代遅れの安全対策しかしていない、とのことです。
「世界最高水準」とは、「第2世代で世界最高水準」程度だそうな。アメリカの骨子案から数えれば2周遅れ、既に実施されているアメリカの安全基準と比較しても1周遅れだそうです。しかもその審査・検査過程ははっきり言って“いい加減”、アメリカじゃ考えられない“ゆるさ”だそうです。
ゆるキャラ人気コンテストならそれでいいけれど、これで「世界最高水準」を口にするとは、どこまでゆるい、原子力規制委員会の頭のネジ!!
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