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【放射性ヨウ素131の拡散】東海第二原発だったら(3)東京

2013-07-18
 福島原発事故の際の放射性ヨウ素131による汚染状況図ならびに、放射能雲の広がり、非常に広大な地域に及ぶ放射能汚染の可能性を示唆しています(滝川雅之氏・鶴田治雄氏・岡野眞治氏の作成されたシミュレーション・・・NHKスペシャル「シリーズ東日本大震災 空白の初期被ばく~消えたヨウ素131を追う~」1月12日午後9時00分~10時13分 放送で紹介)。
 当ブログでは、汚染状況図と、ある一時点での放射能雲の広がり状況を重ね合わせた図など作成し、季節風との関係を考えてみたりしてみました。
 さてそこで、他の原発で重大事故が起きた場合どうなるのか、この時の“汚染状況+一時点での放射能雲の広がり”図を、他の原発に重ねてみることにします。
 今回は、7月11日、日本原電が再稼働方針を表明した東海第二原発です。そもそもこの原発の営業運転開始は1978年11月28日、既に35年目に突入しています。40年廃炉原則から言って、使えてあと5年、バックフィット安全対策費用など考えれば、どうせ赤字なんですから、さっさとやめればいいのに・・・。まあ、原発専業の日本原電にはやめられない事情があるのでしょうが、それで関東地方全域が事故で全滅させられたりしたらたまったものではありません。
 この原発にヨウ素131汚染状況図を重ねてみます。事故が起きれば下図のようにもなりかねず、再稼働は勘弁願いたいものです。

ヨウ素131東海第二225

 ピンクの“放射能雲の広がり”は、あくまで2011年3月15日10時時点のもので、ゆらゆらたなびき広がる一瞬の姿ですから、「あ~、このあたりに放射能雲が掛かることもあるのだな」程度の意味ですが、気象・地形その他の条件によっては、このあたりまでホットスポットができる可能性があるということになるでしょう。また、汚染物質を含んだ気体は、一様に薄まるのではなく、濃いところと薄いところがマーブル状になって広がりますから、ちょうどピッタリのタイミングで、濃いところを吸い込めば、それなりの被曝をする可能性もあることになります。
 前回の図では、千葉市が10万Bq/m^3hr以上汚染される緑の領域に入っていました。当然、風向きがちょっと違えば、東京も同じようなことになります。原図の北端が切れていますのでどこまで届くかは不明ですが、23区はどこも10万Bq/m^3hr以上汚染される緑の領域が到達しそうです。


・背景とした地図はKenmapで作成した白地図です。フリーソフト作成者のT. Kamada様、ありがとうございます。


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