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ダダ漏れ、福島3号機!! 東電、窒素漏れ認める

2013-07-26
 地下水、そして海洋への放射性物質の漏出を認めた東電、今度は原子炉圧力容器・原子炉格納容器からの窒素漏れを認めました。

「〈湯気の発生メカニズム〉/ シールドプラグの隙間から流れ落ちた雨水が原子炉格納容器ヘッドに加温されたことによるもののほか、原子炉圧力容器、原子炉格納容器への窒素封入量(16m3/h)と抽出量(約13m3/h)に差が確認されていることから、この差分(約3m3/h)の水蒸気を十分含んだ気体が原子炉格納容器ヘッド等から漏れている可能性が考えられ、これらの蒸気がシールドプラグの隙間を通して原子炉建屋5階上に放出した際、周りの空気が相対的に冷たかったため蒸気が冷やされ、湯気として可視化されたものと推定されます。」(東京電力プレス・リリース“続報14” 7月26日)

 既に原子炉は炉心溶融していると考えられています(リンク先は東京電力の文書)から、格納容器から漏出物があるということは、要するに、原子炉内の核燃料・放射性物質、ダダ漏れ状態だということになります。(炉心には穴が開き、格納容器とひとつながりになっており、その格納容器から外気へ窒素が漏れている。)

 ただ東電は、今回の蒸気漏れは、蒸気自体の放射線量は“高くなく”、そんな深刻な状態じゃないと言いたいようです・・・。
 東電の資料にあたってみましょう。

東電発表s
東京電力“参考資料”7月24日

 蒸気噴出口近辺、上図の※のところ、562mSv/hと、他の測定箇所と比較して、充分に低い値なので、ここからどんどん放射性物質が漏れている状況ではない、ということだそうです。
 う~ん、このままだと見にくいので、ちょっとバブル図にしてみましょう。上図右表の数値をバブルの大きさ(と色)に変換してみます。

3号機放射線状況

 確かに、蒸気噴出部分から汚染が広がっているという状況ではなさそうに見えます。

 しかし、赤い所なんて2170mSv/h、30分で急性症状が現れる被曝レベル(1Sv=1000mSv)に達するという、とんでもない高放射線量です。炉心溶融時に底に落ちた核燃料からの放射線が、真上に遮るものがなく、ここで高く検知されるか、あるいは、飛び散った核燃料がフタの裏側(表側?)にこびりついているのでしょう。
 これと比較して、噴出部分で562mSv/hということが、何かの安心材料になるかのかは微妙だと思います。なんせ蒸気に含まれている物質は、空中に拡散していきます。その場でじっとしている2170mSv/hよりも、危険である可能性もあります。そもそも、562mSv/hだって、2時間経たずして急性症状が現れる値です。まあ、東京電力は放射線量の環境測定値には影響が出ていないと言いますので、拡散物に含まれる放射線物質は多くないのかもしれませんけど・・・。
 ともあれ、とりあえず大量の放射性物質が蒸気と共に放出されているような状態でないとしても、炉心と大気が遮断されず、ひとつながりとなってしまっていますから、今後炉の中で放射性物質の移動とか、窒素気流の流れ方の変化があった場合には、何が起こるかわからない(大量の放射性物質が放出される可能性がある)、ということは心に留めておかなければなりません。



・バブル図の作成は、Graph-Rを使用させていただきました。フリーソフトを提供されている伊藤徹様、ありがとうございます。


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