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“ナチスに学べ、憲法改正” !?

2013-08-02
 原発問題専業の当ブログではありますが・・・(と、最近、同じことを書いた気がする)・・・しかし、これはあまりにヒドイ・・・



 「ブラックジョーク」、「うけなかったから取り消し」、ということで、話を済ませようとしている麻生太郎、しかし、「ナチスに学べ」というのが実は本心ではないのか、と感じざるをえないところが今回の問題の本質でしょう。この点についての理解は、実はウヨもサヨも同じで、だからこそ、サヨは騒ぎ、ウヨは擁護するのでしょう。ただのジョークなら、どちらも熱くなる必要はないわけです。これを形式だけ捉えて「国語力の問題」などと言う橋下、まず問題外
 またたとえジョークだったとしても、問題は残ります。“日本では広島・長崎の原爆をジョークにしますか”という、ユダヤ人団体サイモン・ウィーゼンタール・センターのエーブラハム・クーパー氏の指摘、彼の批判(ナチスによって人口の9割が虐殺されたと言われるユダヤ人の痛み)が理解できない人間は政治家をやっている資格が無い、と言うよりも、人間としての資質が疑われると、まずは記しておきましょう。
 さてところで、“ナチスはいつのまにか改憲をやっていた”というご高説、どこから仕入れたのでしょうか? ナチスがやったのは全権委任法による憲法の実質的停止だったはずですが・・・。
 そもそも憲法とは、子を殺された親が犯人に復讐する自由、決まりに反した人間を私刑(リンチ)に処する自由、個人的に武装して身を守る自由、こういった様々な自由(なんか強烈な例ばかり並べた気がする・・・)を放棄し、暴力の実行を国(特に警察と軍)に任せる一方、権力者(暴力行使者)側のやってはいけないことを明確に規定し権力(暴力)の濫用を規制する、国民と国との契約書です。
 それを改正するとは、権力者を縛る縛り方を変えるということで、依然として権力者は縛られるわけですから、そんなまわりくどいことをナチスがやるはずがないのです。
 「権力者は好きな事をする」つまり権力者を縛る憲法を廃止する(実際は事実上の無効化でしたが)のが、まさに独裁権力至上主義ナチスの“正しい”方針であり、それを実際、きちんと実行したのがナチスです。ナチスはしてません、憲法改正なんて。ただの無効化です。ワイマール憲法は改正されないまま、1949年のドイツ連邦共和国基本法施行まで存続しています、もちろん形式的にですが。

 ということで麻生発言、まず、人間として失格、次に、歴史的事実を知らない知識不足、そして、ナチスの行なったことの政治的意義も理解できていない頭の悪さ、という3点を露見した恥ずかしい発言でした。こんな人間を政府のナンバー2に戴いてる日本、ホントみっともない話しです。


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