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まだまだ上昇32万Bq/L!! フクイチH4エリアE-1井戸のトリチウム濃度

2013-10-12
 いわゆる「汚染水漏洩事故」、東京電力が「漏れた汚染水は300トンでした」と、認めたのが2ヶ月ほど前、8月19日。

 「福島第一の高濃度汚染水漏れ、推計300トン 東電発表」(朝日新聞HP 8月20日)

 その後、このタンクの水は抜かれ、解体され、継ぎ目の隙間なども見つかっています。つまり、そういつまでも漏洩が続いているわけではありません(少なくともこのタンクからは)。
 なのになぜ上昇する、今ごろ、このタンク近場の観測井戸の汚染濃度?
 本日の発表では32万Bq/Lです → 東電資料 10月12日

トリチウム1012

 なんかヤバくないか? 
 まず、濃度がハンパじゃないです。トリチウム32万Bq/Lです。国の原発排水のトリチウム放出基準は6万Bq/Lですからその5倍超、古来飲料水に用いられてきたのが井戸水=地下水、ということで、WHOの飲料水基準(1万Bq/L)で見れば32倍です。
 もっとも、タンクから漏れた汚染水の濃度は8000万Bq/L(ストロンチウムやら何やら、全部含めて)という話ですから、もっと高い値が出る可能性もあるのですが、しかし↓この距離、一ヶ月以上経ってから数値が上がり始め、今ごろ最高値更新中? どう考えたって、時期が合わないでしょう。

E-1井戸
東電資料から切り出し)

 上の図のように、漏洩タンクと観測井戸E-1は、間に別のタンク一つを挟んだだけです。漏水が始まったのは7月か、とか言われていますが、8月末には水が抜かれてしまったため、それ以後このタンクからの漏洩はないはずです。わずかタンク1つぶんだけの距離、漏れた水が1ヶ月以上かけて、E-1井戸に到達するなんて、あり得るのか?
 それにもう少し視点を大きくしてみると、さらに不思議な(危ない)状況が見えてきます。

H4エリア位置関係7
東電HP東電資料、Google map航空写真を画面キャプチャし重ね合わせた図です)

 1日300トンと言われる大量の地下水が、山側(地図の下側)からこの原発敷地に流れ込み、海側(上)へ向かって流れているのです。
 その中で、漏洩タンクからの漏洩水が今ごろ、E-1井戸に到達したとするなら、なんとも不思議な地下水の流れ方です。いわゆるひとつのあれかぁ? 「地下水脈が放射能汚染を関東に運ぶ」ってやつの一端か?

 それはともかく、この事態が深刻なのは、単に汚染水が観測されたというだけじゃなくて、上の図で明解ですが、地下水バイパスが、できなくなっていることです。遮水壁作ろうにも、毎日300トンと言われる地下水の流入、なんとかしなければなりません。そこで揚水井戸から地下水を汲み出してしまおうという作戦のようですが、当然汲み出した水はどこかに捨てなきゃならない。ただの(無汚染の)地下水なら海へ捨てればよいはずですが・・・。原子炉からバイパス用揚水井戸を超えて、山側から、汚染水が出ているわけで、これじゃあいつパイパス用井戸から汚染水が出るかわからず、汲み上げた水をジャンジャン海に流すというわけにはいかないでしょう。

 遮水壁の方は出来レース鹿島と契約がなされました。でも、揚水井戸バイパスなしで遮水したら原発、水溜まって、ドロ沼に沈むぞ・・・あ、既にドロ沼で、沈んでますけど・・・って、いやいや、比喩じゃなくて。



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