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ついに40万ベクレル!! E1井戸・・・ウソっぽい東電のコメント

2013-10-18
 当ブログで注視してきた福島第一原発H4エリアE1井戸の放射能汚染状況、なんかトンデモナイ展開となってきました。

 「井戸から40万ベクレル 福島第一原発、前日比1万倍」(朝日新聞HP 10月18日)

 これまで、この井戸からは極めて高濃度の放射性物質が検出されてきましたが、それはトリチウムでした。しかし、今回は「全β線量」です。何が主成分なのかは、今後の分析に待つことになりますが、あっさり主役交代です。

E1井戸1018
東電資料から作成←「福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果 (H4エリア周辺)」といったタイトルを持つ各日のファイルから)

 10月10日、トリチウムは32万Bq/Lを記録し、その後低下傾向にありました。ところが17日、突然、全β線40万Bq/Lです。
 この事態について「今回検出された値について東電は『300トン漏れた汚染水の放射性物質がたどり着いた可能性はある』としつつ、『詳細は分析を続けて判断したい』と説明している」(前掲朝日新聞記事)そうです。
 まあ、推測の形で語っていますから、東電もよく解っていないことを認めていることになりますが、それにしても、この推測、とてもウソっぽいです。
 なぜなら、17日に全β線量が跳ね上がる前まで、上のグラフでベタッと平らに見える部分、拡大してみましょう。

全β線量1018

 17日の40万Bq/Lという数字があまりに大きいのでベタッと潰れていましたが、多少ともマトモなスケールで見れば、この井戸の全β線量、(東電HPに毎日掲載の始まった)9月8日の3200Bq/Lという、地下水汚染としては十分にブッとんだ高濃度汚染から順次低下してきていたのです。
 東京電力が汚染水漏洩事故を認めたのが8月19日、その後、当該タンクの水は抜かれたのですから、いつまでもここで漏洩が続いているわけではありません。
 問題のあったタンクとE-1井戸の位置関係は、次のとおりです。

E-1井戸
東電資料から切り出し)

 この距離、いったいどう道草食えば、2ヶ月も経った10月17日になって、ひょっこりと高濃度汚染水がE-1井戸に到達するのでしょう。それよりも、東電の言う300トン漏洩汚染水は、9月以前に、既にこの井戸に到達していて、計測の始まった9月8日以降の数値に明らかなように、地下水に洗い流されて徐々に濃度を下げつつあった、ここから去りつつあった、と考えるべきではないしょうか。

 と、すると、何か新しい脅威が始まっている、と考える必要があることになります。40万Bq/Lというのは、尋常な数値ではありません。
 もっとも、この井戸や漏洩タンクの福島第一原発における位置は↓のようになります。

H4エリア位置関係7
(図の説明は→既存記事

 いったいどこで、何が起これば、ここでこんなことになるのか? 爆発した1~4号機からちょっと離れたここで、何が進行しているのか? 東電は何をやらかしたのか?

 まあいずれにせよ、この場所で(理解不能な)高濃度の放射性物質が検出されたということは、地下水バイパス計画は完全に実行不可能です。(地下水脈的にE-1井戸の下流にあたる)揚水井戸で、いつ高濃度の放射性物質が出るのか、全く予測もつきません。地下水パイパスができなければ、国の遮水壁計画も実行不可能です。流れこむ地下水をそのままにして遮水壁だけ作れば、福島第一原発、堰き止められた水でドロ沼化した大地に沈むほかありません。どうするんだ、政府・経産省・安倍政権、おまけに鹿島建設!?


【アップデート情報】「トリチウム濃度が最高値=79万ベクレル-漏えいタンク北の井戸水・福島第1」(時事通信 20:58)


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