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From Z to A: 原発防災区域(PAZ・UPZ・PPZ)、PP“Z”は“A”へ

2011-11-04
手抜き

 原子力安全委員会の「防災区域」(原発事故に備えて対策を用意しておく範囲)検討作業部会は、かつて“PPZ”と呼ばれていた50km圏を、“PPA”としたようです。
 朝日新聞は50km圏について「重点区域から除外した」とのみ記した記事に対し、補足説明的な記事を出し、50km圏が“PPZ”から“PPA”に変更されたことを伝えています。その記事では、変更の内容について、多少の解説をしています。
PPZ格下げ朝日

 朝日新聞11月3日付の記事は、原子力安全委員会が定めた原発事故防災区域の方針について、原発立地自治体と国の担当者との連絡会議が2日、経済産業省であり、50km圏について、自治体側から「戸惑いの声が相次いだ」ということを伝聞形式で伝えています。
 この席で示された原子力安全委員会の案(1日の作業部会で決定)について、この記事は、次のように記しています。

「安全委は当初は、その範囲を50キロとし、30キロ圏と並ぶ重点区域として『・・・略・・・(PPZ)』の名称で示す方針だったが、人口や自治体数が増えて対策の実効性が下がるなどの声を受け、・・・重点区域には含めないことにし、名称も区域(ゾーン)を示す『Z』ではなく、地域(エリア)を示す『A』を用いて『PPA』に変更、『格下げ』を明確にした。」

 驚くべきことは、危険性が低いから「格下げ」がなされたのではなく、“人口や自治体が増えて対策の実効性が下がる”から「格下げ」がなされたことです。普通に考えれば、“危険に曝される人口が多いならば多いほど、頑張って対策しなければならない”となるはずなのですが、原子力安全委員会の方針は“格下げ”、それならば「手抜き」をしましょう、となっています。
 この案に対し自治体側からは「戸惑いの声が相次いだ」ということですが、どう「戸惑」ったのでしょう。「そんなことで大丈夫なのか。ちゃんとZにして、しっかり対策しないでよいのか。」と、戸惑ってくれたならば良いのですが、これまでの原発立地自治体の態度からして、そんなことはないよな~ orz。

 PAZ(予防防護措置区域)、UPZ(緊急防護措置区域)、PPZ PPA(屋内退避・ヨウ素服用対策準備地域)がどう危険なのかについてはこちら

(以下は地図についての説明です)
 図は、当ブログの記事「PAZ・UPZ・PPZの意味」のために作成した図に、加筆したものです。元図は、福島原発事故の「放射能の広がり」(http://kipuka.blog70.fc2.com/)からダウンロードさせていただきました四訂版・電子国土版(リンク先はhttp://gunma.zamurai.jp/pub/2011/0911dkokudo06.jpgでした)の該当部分を切り出し、PAZ・UPZ・PPZ、19μSv/h以上汚染地区などを書き込んだものです。凡例もその図からコピペし、19μSv/h以上についての記述を付け加えています。早川由紀夫先生、ならびに協力者の皆様、貴重な図の作成・公開、ありがとうございます。


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