お薦め記事

スポンサーサイト

--------
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
カテゴリ :スポンサー広告 トラックバック:(-) コメント:(-)
tag :

原発推進派の頭が悪くなっている?

2013-10-23
 ん~、なんと言いましょうか、なんかこのごろ、原発推進派、頭悪くありませんか?
 典型的なのが読売の小泉“原発ゼロ発言”批判で、福島原発事故以前の、人々にインチキが知れ渡る前の原発賛美を、壊れたレコードみたいに、繰り返しています→「これじゃ撤退できない日本軍だ!!・・・読売社説『小泉“原発ゼロ”批判』」。“使用済み核燃料は地下に埋めれば問題解決”とか、今では誰も信じない馬鹿げた絵空事を、今さら恥ずかしげもなく記事に書いて満足しています。
 一昨日の日本経済新聞の記事もヘンで、記事に掲げた表と、本文の間に何の論理性もなく、単に「原発代替燃料の輸入のせいで貿易が赤字だ」と、知能のないオウムのように繰り返しています→「支離滅裂、日経新聞“貿易赤字、発電燃料主犯説”」。
 これ、一言書き添えただけで話は全然変わってくるんですけどね。つまり、「福島原発事故以前の水準と比較すると依然として中東からの燃料輸入費は大きく」と書けば良いだけで、今回の財務省発表の数字だけが問題じゃないんだよ、と話を跳ばしてしまうことができるわけです。でもそれもせず、財務省発表の話の中に無理に「発電用燃料費のせいで貿易が赤字だ」と割りこませようとして、議論の組み立てが支離滅裂になってしまっています。ほんとこの記事書いた記者、知能ないよな・・・。

 まあ、原発推進派の頭が壊れてくれるのは、別にどうでもいいのですが、ただ、これ、実は極めて危険な徴候かもしれません。つまり、「もはや理屈で(ごまかして)説得するのは諦めた、後は強権的に原子力ムラの我利我欲を押し通すだけだ」となったように見えます。
 でかい嘘は、嘘と解っていても、公然と1000回繰り返せば「真実」となるといった、「大きな嘘」の手法を採り出したとも言えます。
 こうなれば最早、事実も真実も関係ありません。どんなに放射能が漏れていても「ブロックされている」と繰り返すだけです。あとは特定秘密保護法等の言論弾圧手段で、真実を語る人々の口をふさげば良いだけのことです。
 極めて危険な事態が進行していると考えなければいけないかもしれません。なにしろ原子力ムラ、こんなバカな話を、堂々と進めているのですから→「今ならナント、19兆円払えば、9千億円が手に入る!!

 う~ん、バカに付き合っているとこっちもバカになりそうでイヤなんで、ちょっとだけ、数字を見ておきましょう。
 現在の日本の貿易赤字、本当に電力用燃料費増加のせいでしょうか? もうちょっと真面目に見ておきましょう。一昨日発表された財務省統計数値を、福島原発事故以前の数字と比較してみます。日経が取り上げた数値と、原発事故以前の2010年の数字を突き合わせます。データはいずれも税関ホームページからのもので、全く同じ形式の表から同じ箇所を取り出したものです。

輸出額
輸入額
貿易収支
総額(H25上半期)
353,199
403,090
▲49,891
総額(H22上半期)
340,969
307,653
33,316
米国(H25上半期)
65,612
35,002
30,610
米国(H22上半期)
52,167
30,242
21,924
EU(H25上半期)
34,527
38,296
▲3,768
EU(H22上半期)
37,789
29,464
8,325
アジア(H25上半期)
193,035
178,366
14,669
アジア(H22上半期)
192,262
140,242
52,020
  うち中国(H25上半期)
64,097
88,261
▲24,164
  うち中国(H22上半期)
65,569
68,507
▲2,938
中東(H25上半期)
12,105
75,115
▲63,010
中東(H22上半期)
10,962
50,019
▲39,057
(単位: 億円)

 中東から輸入、確かに増加しています。2兆5千億円ほど増えています(75,115-50,019=25,096億円)。この額、確かに大きな額ではあります。これがすべて発電用燃料かどうかは本当は検討が必要ですが、とりあえずは「燃料輸入費増額」としておきます。
 これ、半年の数字ですから、ありがちな試算のように、原発停止で年4兆円、というのは、近い線かもしれません。もちろん、7兆円という試算は、何考えてるんだか、と言うほかありませんが。
 ただし、この2兆5千億円という数字には、アベノミクスで作り出された円安と、高く燃料を仕入れた方が儲かる総括原価方式による電気料金決定システムの影響が入った数字であることは押さえておく必要があるでしょう。1ドル80円→100円となったアベノミクスがなければ20%は安くつき、総括原価方式がなくちゃんと価格に配慮して契約していれば、イギリスなみの仕入れ価格で3割安、アメリカ並みの仕入れ価格なら8割安となります。2兆5千億という数字は、グッと圧縮可能です。
 さてところで、話を戻して、「それじゃあ、日本の貿易赤字の原因は発電用燃料費のせいなのか?」と言えば、「それはちょっと違う」と答えざるを得ません。なぜなら、上の表で日本の貿易収支、どう変化したのかといえば、33,316億円の輸出超過から49,891億円の輸入超過に転じているのですから、合計、83,207億円、書き換えれば8兆3千億円も輸入超過側に変化したのです。このうち、発電用燃料増加ぶんは2兆5千億円ですから、30%に過ぎません。7割は、発電用燃料費以外に原因がある、ということになります。(最大の要因はよく知られているようにスマホなどの電子機器について、日本が輸出国から輸入国に転じたということでしょう)
 ですから、発電用燃料輸入費増加は、日本の貿易収支悪化に一定の寄与はしているが、3割程度にすぎない、ということになります。

 とは言え、この3割、「放っておくわけにはいかない」と言う人もいるかもしれません。
 この3割にどう対処するべきか? 原発を再稼働して、定常的な放射能汚染や、再度の原発事故のリスクを背負い込むというのは、福島原発事故経験国として、賢い選択とは思えません。どう見ても原発推進派の知能は劣化を続けています。まともに原発をマネージできるとは思えません。現場の技術者も流出中です。
 それよりも、再稼働しなくても、この3割に対する対処方法はあります。まず、現行の電気料金決定方法、総括原価方式をやめ、電気料金に価格競争を持ち込めばよいのです。それによる燃料調達価格の適正化だけで、3割は2割程度へと圧縮できるでしょう(3割X0.7=2.1割・・・イギリスなみ調達価格の場合)。他方で、再生可能エネルギーの利用増によって燃料調達量総量を抑え、現状の古い火力発電所を無理して使っている状況を高効率のコンバインドサイクル発電に切り替えていけば、現在の「3割」、取るに足りない費用へと圧縮することが可能のはずです。
 そうなって困るのは、誘導された電気料金高値で暴利を貪っている電力会社と原子力ムラ、そこからのおこぼれで生活している御用学者・御用マスコミの類、そして、同じくおこぼれから政治資金を獲得している電力系政治家連中ということになります。こいつら一掃すれば、日本経済はむしろ、強靭化するでしょう。経済の効率化ができるのですから。


tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://fkuoka.blog.fc2.com/tb.php/944-715f39f2

<< topページへこのページの先頭へ >>
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。