焼け太り東電グループに蚊の一刺し7億円、でもそれも・・・
2013-11-07
福島原発での事故、でも、これもまたビジネスチャンスと言わんばかりに、その事故から儲けを上げ、焼け太る東電グループの実態、東京新聞が報道しています。
(東京新聞HP 11月7日)
大野孝志記者は書きます、「政府・与党内では、除染を国費で負担する機運が高まっている。汚染の原因をつくっておきながら除染の責任を十分果たそうとしない東電側に、税金による事業で利益をもたらす構図になっている。」
まったく無茶苦茶、どこまで他人の金(国民の税金)、喰い尽くせば気が済むのか、東電グループと、そこに金を注ぎ込む自民電力族の悪行に限りはないようです。
これが時代劇なら黄門様が登場してていい場面なんですが・・・
「東電発注の電線工事談合で課徴金 関電工など30社に7億円」(47NEWS=共同通信 11月7日)
この公正取引委員会の紋所が目に入らぬか~、と、一応、なんか登場してはいます。ちょっと関係ない話だけど。せめて送電線工事をめぐる東電グループの談合に喝です。
でもね~、7億円の課徴金です。上の東京新聞の記事の除染事業で、「国が元請けと契約した金額は、四市町村で計六百三十九億円」だそうです。639億円のいくらが儲けになるのか知りませんが、7億なんて、メじゃないことは明らかです。どうせ粗利、数割あるんでしょうから。7億なんて、蜂の一刺しどころか、蚊に刺されたほども感じないでしょう。
しかも、その7億円、誰が払うのでしょうか? とりあえず東電グループの事業者が払うでしょうが、それって結局、電気料金で回収されません? 東電グループ各社が潰れないように、これからも東電からの発注がなされていく中で結局、赤字は修復されるでしょう。
あ~、もう腹立つな~。
ところで福島原発、H4エリアE1井戸、また汚染濃度が上がってきています。

(東電発表資料からグラフ化)
全β線濃度、これまでの最高値40万ベクレル/Lへ向けて、あと一歩です。
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