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「何が問題なのか」が理解できない九州電力-玄海・川内安全審査

2013-11-09
 原子力規制委員会は、昨日行われた玄海原発・川内原発の審査会合で、地震想定について、九州電力に大幅な見直しを要求しました。

 「規制委、九電に大幅見直し要請 原発直下の地震揺れ」(47NEWS=共同通信 11月9日)

 またまた九電、何をやらかしたのかと思って原子力規制委員会のホームページに行ってみましたが、審査資料はあるものの、議事録はまだなし。具体的にどんな見直しが要求されたのかはわかりませんでした。
 でも、審査資料見たら、大方の予想はつきました。
 まず共同通信の記事です。「(地震について)従来通りの想定で問題ないとした九電の評価に対し、『(地震に対する)知識が不十分であるとの前提に立つべきだ』として、大幅な見直しを求めた」とあります。これを頭に入れ、審査資料をめくります。

審査資料1頁
審査資料1ページ)

 この第1ページ、第3回審査会合での指示に従って今回行うこととして次のように書いてあります。「『震源を特定せず策定する地震動』に関して、基準地震動評価ガイドにある地震観測記録収集対象事例の16地震について、観測記録等の分析・評価を実施すること」。
 あ、もうダメだ。ダメダメです。1ページめから、頭の悪さ大露見です。
 どういう事かと言うと、この報告書では「基準地震評価ガイド」にある16パターンについてだけ、検討しているわけです。しかもそれを最初から宣言しているわけです。典型的な受験生回答です、それも頭の悪い方の。面接で、「問題集にあった問題だけやりました」なんて、最初から言ってしまう受験生、頭良くないでしょう。
 それにそもそも、質問(もともとの審査会合での指摘)に「震源を特定せず」とあるわけです。地震の震源が特定できないような地震が起こった場合、どうするんだ、と聞かれているのに、「解っている16パターンについてだけ回答します」、と言っちゃってるわけです。バカだね~。
 これは言われますよ「(地震に対する)知識が不十分であるとの前提に立つべきだ」と。実はこれ、だいぶ穏やかな表現で、規制委の委員の言いたかったことは、「お前は、世の中に存在する地震は、ガイドに書いてる16パターンだけだと思ってるのかよ」ということでしょう。

 審査資料自体は、けっこう読みでのある立派なものですが、所詮は頭の悪い受験生の、決まりきったパターンに対する力の入った作文程度ということです。

審査資料s
審査資料5-6ページ)

 NHKの九州ローカル番組「特報フロンティア」(9月20日放送)での九電と規制委のやりとりを思い出しました。

(九電) 「非常用蓄電池は2つあります」
(規制委)「なんで隣合わせの部屋に置いてあるんですか」
(九電) 「・・・(『安全基準』には「多重性、独立性」と書いてあるから、ちゃんと2つ用意したのに何言ってんだこいつ? 的な顔)」
(規制委)「隣の部屋じゃ、このエリアに問題が発生した時に同時に使えなくなるじゃないですか。何のために『多重性、独立性』とか書いてあるのか、理解できてないでしょ」

 みたいな話(記憶による再現・・・文言は正確ではありません)です。

 原子力規制委員会、どこまでやる気なのかは判りませんが、規制の文言に対する機械的な対応ではなく、実質的な対応を求めると、原子力安全委員会から衣替えする際、方針転換したことになっています。“「基準地震評価ガイド」にある16パターンについて回答します”なんていう官僚作文的態度に出られたら、「ダメ!!」と言うに決まってるじゃないですか。

 九州電力ぅぅぅ、ホントこいつら、何も考えてない、というか、頭悪い。思考力ゼロです。とても原発なんて、危なくて触らせられたものじゃありません。


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